暴落

今日は、前日にニューヨーク市場で株価が急落したことから東京市場でも、日経平均株価が前日比3,836円48銭安の21,910円08銭まで急落した日。

1987(昭和62)年10月19日、NYダウ平均株価が22.6%安。史上最大の急落に見舞われた。そう、「ブラックマンデー」の翌日です。

下落率も14.90%と過去最大です。NYダウ急落の原因は、株価の急落によるコンピューターの投げ売り。これにより、株価はさらに下がり売り物も増えていく悪循環をつくりました。

さいわい翌日の21日には、日経平均も急反発し2,037円32銭高となり。そこから株価は、また少しずつ上昇していきます。

株があがる。株がさがるという言葉が、ひとに対して使われることありますよね。

大暴落とは、信用を大きく失うことでしょうか。

もし、その出来事が誤解であれば、ブラックマンデーのように。信頼をとりもどし、その後も徐々に積みあげることが出来そうですよね。

でもそれが、誤解ではなく。意図したものであれば、信頼は失っていく一方で。取り返しのつかないことになる。

その前までは、平穏無事に。みんなで楽しく過ごしていたことがまるで嘘のように。

夢なら冷めてほしいと思う。はじめは、そんなつもりがなかったけれど。いつの間にか、もう取り返しがつかなくなってしまっていた。

そんな自身の株を暴落させるほうが、怖いですし一生に一度も経験したくないですよね。

でも日経平均や、世界の株と自分の株との大きな違い。

それは、コントロールできないことと、出来ることがあるものとの違い。

自分の株は、気をつけることで下げずにすむことが出来る。

むしろ、そこに気をつけているから、株を下げずにすんでいるとも言えるでしょうか。

感情的になったり、人のせいにしたり。悪口や陰口を言うなど。

あるか、ないかであれば。その差は大きいですよね。

最近では、コミュニケーションをうまくとれないひとも多く感じます。

悪気はないけれど、今まで教えてもらえなかったから分からない。

SNSが復旧したことで、見ず知らずのひとまで、軽はずみに伝えられてしまう環境。

昔は、子供のころに知らない大人のひとに叱られたり、先生からもゲンコツをもらって指導されていたから。

その時には、辛かったり痛かったりしたけれど。あとで、感謝の気持ちがうまれることたくさんある。

今は、よくも悪くも個人が大切にされるから。そういう体験をすることはないし。

コミュニケーションが上手くとれないから、暴力などに走ってしまうひとも増えている気がします。

いいところ、たくさんあるはずなのに。

ある日の言動が、自分の株を暴落させてしまう。

そうならないような備え。自分らしく、自分にできることをやる。

ひとのせいにはせず、そのふりをみて自分を見つめなおす。

そうやって、コツコツと自分の成長や信頼という株を積みあげていく。

そのおかげで、価値観のあった素敵なひとたちに囲まれていることにも気づけるはずだから。

そんなみんなと楽しい時間を過ごす。

それが幸せな人生を送るための、お金では得ることの出来ない配当金なのかもしれませんね。

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