今月は、ねんきん月間です。
2006(平成18)年から、年金に関する対策や相談などの活動と連動して実施するため、11月を「ねんきん月間」としました。日本年金機構は厚生労働省と協力し、公的年金制度の普及や啓発活動に取り組んでいます。
それまでは、今日から11月12日までを年金週間としていました。11月(いい)6日(ろうご)の語呂あわせから。
ちなみに、2014(平成26)年から11月30日が「年金の日」と制定されました。11月(いい)30日(みらい)の語呂あわせかからきているようです。
みなさんは年金について、どのような印象をもっているでしょうか。
このサイトをご覧になられているかたは、まだ受給されていない人がほとんどだと思うので。ただただ、毎月の給料から天引きされている税金のようにしか思っていない人も少なくないと思います。
老後2000万円問題という言葉もあるように、年金だけでは足りないとか。いま年金をもらっているひとのために収めている感じも否めません。
高齢化という時代の流れから、もらえる年齢も遅くなる一方なので。年金はいらないから、いま使えるお金を奪わないでほしいと思っているひとも多いのではないでしょうか。
私も、もしその選択肢があるなら。そうしているかも知れません。
でも現在の日本には、そのような選択肢はありません。だから個人的には、寄付金なのだと思っています。
税金と同様に、年金も。
すこし前に、国のお金の使い方について、ある人間よりも動物につかってほしいという発言で炎上したことがあったけれど。
個人的な考えをもつことは自由として。国で決められたルールのなかで、私たちは生きているから。
そのルールをうまく活かすしかなく。変えたいのであれば、変えられる立場になるしかない気がします。
サラリーマンではなく、個人事業を選ぶことで節税をしたり。
国が出してくれる補助金で、生活している人たちも。国が決めたルールのなかで、うまく自分にあった生活をしていると思うから。
今の自分が、どうしても年金を納めなくてはいけない立場でいるのなら。
自分の気持ちを切り替えて。自分は年金をつうじて、どこかの誰かに寄付をしていると考える。
自分の収めたお金で、きっと世のなかの困っている人たちが今も元気に過ごしている。そう思うことにします。
たしかに、よくない使い方をするひともいるけれど。そこをテレビなどでニュースにしているだけ。
受給されることに感謝して、ときに誰かの支えとなり、頑張って生きている人のほうが多いとはず。
最近お気に入りのテレビ。「オモウマい店」に出ている店のひとたちを見ると、特にそう感じます。
そして、もしもうっかり長生きが出来たなら。その時には、その幸せが自分に返ってくるのだから。
その分、今はお金に苦労することもあると思うけれど。年金を納めるだけの収入はあるから。
その分、何かで収入を増やすことが出来ないか。
その分、何か節約を出来ないか考えてみる機会にするのもいいかもしれませんね。
もしも身近にいる大切な人に、年金受給者がいるのならば。
巡り巡って、そのひとを私がささえていると思えば、それもまた良いのではないでしょうか。
あなたが年金を納めてくれているから、救われている命がある。
今、年金をもらえている人のなかには、たくさん人生で苦労された方も多いと思うので、そんな皆さんの力になれているなら幸せです。