金盞香ばし(きんせんこうばし)

今日から立冬の末侯。「金盞香ばし(きんせんこうばし)」

水仙の花が咲き、その香りがただよう季節。金盞とは金色の杯を意味し、黄色の冠をいただく水仙の別名だそうです。

新暦では11月17日から11月21日ごろまで。

水仙。白い6枚の花びらのまんなかに、黄色い冠のような「副花冠(ふくかかん)」をもつ花。その姿から、金盞銀台(きんせんぎんだい)と呼ばれることもあります。

上品なたたずまいと香りから、正月の生け花にすることも。開花時期は11月から3月ごろまで。

水仙は、小学生でも知っていることが多い、有名な花ですよね。花壇に植えられていた姿を思い出します。

お花屋さんでは見かけるけれど、道端には咲いていない。少なくとも、私が住んでいるあたりには。

だから、花壇がある場所を通ると、幸せな気持ちになります。

キレイに咲く花たち。名前は分からないけれど。とても素敵。桜の葉も紅葉をおえて、すっかり冬の姿になった季節。

その姿は、より魅力的に見えて、つい足を止めて写真をとりたくなります。

テレビでは、五稜郭の紅葉を加工して、SNSにあげた企業が謝罪をするニュースを流していました。

実物とは違いすぎたようです。「素敵だから、一度見てみたい」、そう思って見に行ったらガッカリしてしまうくらい。

せっかくキレイなのに。加工でキレイにしすぎるなんて、モミジとしては、大きなお世話かもしれません。

旅行会社のパンフレットなど、今までも加工はしていたとコメントがありましたが。それを知らない人からすると、何だかダマされた気持ちになるのではないでしょうか。

今では、スマートフォンも進化して、素人でも簡単に加工してSNSにあげることができてしまう。だから、写真はあてにならない時代ともいえます。

ありのままで十分きれいなもの。これからも写真をとおしてではなく、実際に、この目で自然や景色の美しさを楽しみたいと思いました。

ちなみに今日は、レンコンの日。煮物などに入った、あのシャキシャキ感がいいですよね。冬の野菜と言われており、ビタミンCやポリフェノール。食物繊維も豊富なんですって。

酢蓮もいいな。あの穴が先を見通せて縁起がいいといわれているので、正月料理でも活躍しますね。

もういくつ寝ると・・・。来年は、もっと素敵な年になりますように。おせちには、れんこんを入れてみようかな。すこし気が早いですかね。

レンコンをみると最近は、京都のお寺さんで見た、美しい蓮の花を思い出します。

また見たい。来年は見にいけると良いな。

そんな、もっと気の早いことを考えてしまう。

今は、いま咲いている花。季節のものを楽しんで過ごさないともったいないですね。花壇がないから、近所のお花屋さんでも見てみようかな。

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