最初

今日は、ミッキーマウスの誕生日。

1928(昭和3)年、ニューヨークで短編アニメーション「蒸気船ウィリー」が初めて公開されたことから。

「すべては一匹のネズミから始まった」

ウォルトディズニーの有名な言葉。

今となっては、たくさんのディズニーキャラクターが誕生していて、ディズニーランドを始めとするテーマパークが、世界のあらゆるところにつくられていますが、すべてはミッキーマウスという一匹のネズミから始まっています。

なかには、オズワルド・ザ・ラッキー・ラビットが始まりではないかというかたがいるかもしれませんが。ちなみに、スクリーンデビューは1927(昭和2)年の9月5日。

1928年に権利がユニバーサル・ピクチャーズの手に渡ったことから、ウォルトディズニーは新しいキャラクターのミッキーマウスを書きました。現在、オズワルドの諸権利はユニバーサルからウォルト・ディズニー・カンパニーに返還されています。2006年とおよそ、15年前です。

ウォルトディズニーは、とある遊園地でピーナッツを食べながらベンチに座って思いました。

もっと清潔で、家族みんなが楽しめる場所をつくりたい。

その夢をかなえるために、多額の借金をしてディズニーランドをつくります。

ミッキーマウスの誕生がなければ。ウォルトディズニーがディズニーランドをつくりたいと思わなければ、これだけ多くの夢や感動を与えられる場所は、なかったかもしれない。

今はまだ、入場者の人数もコロナウィルスが発生する前よりも少ないですが。緊急事態宣言時よりは、確実に多くのひとが新たな思い出をつくりにパークへ訪れていることでしょう。

そもそも、ウォルトディズニーがこの世に生まれていなければ、なかったと思うと尊いです。

こういうものは、他にもたくさんあるのですが。

今に時代に生まれて良かった。

あの人がいてくれて良かった。

あの場所があって良かった。

あの時に、あんなつらいことがあったけれど、今は幸せだといえることありますか。

2006年。とっくにウォルトディズニーはいません。それどころか、東京ディズニーランドや、東京ディズニーシーだけでなく、ディズニーワールドですら見ないまま他界しています。

オズワルドが帰ってきたこと。今、誕生しているディズニーキャラクターやテーマパーク。ウォルトが生きていたら、どう思うでしょうか。

これだけ多くのひとを幸せに。笑顔にしているのだから、きっと喜んでくれていますよね。

ミッキーマウスとミニーマウスの誕生日だけれど。ちょっとウォルトディズニーの存在も、思いだしてみてはいかがでしょうか。

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