橘始めて黄なり

今日から、七十二候で小雪の末候です。

「橘始めて黄なり」

橘が、だんだん黄色くなる季節。国内の柑橘系で唯一の野生種とされています。新暦では12月2日から12月6日ごろまで。

日本書紀で、不老不死の実「非時香果(ときじくのかくのこのみ)」が橘ともいわれており、冬でも青々とした葉と黄色い実が特徴。

平安神宮にある、左近の桜。右近の橘でも有名。

平安宮内裏、紫宸殿の前庭に植えられています。右近と左近は、左近衛府と右近衛府の略です。それぞれ、陣をしく辺りに植えられていることから、名がつきました。

お雛様でも、印象的な存在。

一緒の季節、春のものだと思っていたひともいるかもしれませんが、橘は11月から12月にかけて実をつけるようです。

はじめて、京都の平安神宮へ行ったときには、「こんな感じで植えられていたんだな」と、何とも言えない気持ちになったのを覚えています。

ちょうど、黄色い実がなっていて。今まで、柑橘系の実が木になっていたところで、そのような気持ちになったことはありませんが。

何とも不思議でした。

やはり不老不死の縁起ものとして、独特のパワーが出ていたのかもしれませんね。

その時には、まだ不老不死の実との関連性は知りませんでしたが。

すっかり、紅葉も葉を落とす頃ですが、京都を訪ねた際には、この橘を見に行くのもいいかもしれませんよ。 

新しい年の健康を願って。

早いもので12月ですね。今年の年末年始は、みなさんどのように過ごされますか。

クリスマスが近いので、買い物を楽しむひと。

ケーキや、おせちを予約しているひともいるのではないでしょうか。

昨年より、感染者数が激減しているので、里帰りや旅行を計画しているひとも多いかも。 

変異株に感染した日本人もいるため、まだまだ油断は出来ませんが。

それぞれが大切にしたいこと。笑顔になれたり、心が喜ぶような計画たてられるといいですね。

あっという間に、新年を迎えてしまいそうなので。

私はノンビリ、お風呂につかったり。本を読んだりして、心と身体を休ませてあげたいと思います。

最近、何だか急に人の動きが活発になったせいか、せっかくの良い習慣が乱れつつあるので。

時の流れも早く感じて、損した気分になることも増えてしまったので。

時間泥棒を、冷静に見つけて。なるべく自分のペースで過ごせる幸せを維持していこうと思います。

そういえば、去年に買ったミカンが美味しかったので、今年も注文したのを思い出しました。

届くのが楽しみだな。冬はやっぱり、こたつでミカンですよね。

みなさんも、自分らしく過ごせますように。

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