今日は、正月事始めの日。
年神様を迎える準備を始めると吉とされています。
理由は、江戸時代中期まで使われていた宣明暦にて、旧暦の12月13日の二十八宿は必ず「鬼」になっていたから。
鬼の日は婚礼以外、すべてのことに吉であり、正月の年神様を向かえるのにも良いと言われていました。
昔は家の主が、門松やお雑煮を炊くための薪などに使う、お正月に必要な木を山へ取りに行くこともしていました。さらには、すす払いなどキレイに掃除することも。
今では新暦となり、必ず「鬼」の日と重なることはなくなりました。それでも良き文化として、京都などの神社仏閣では、それに関わるような行事もされています。
気がつけば、12月も半分が終わろうとしています。日々が過ぎ去る早さに驚いているのは、私だけでしょうか。
皆さんは今年一年、悔いなく終えることが出来そうでしょうか。
新しい年を迎える準備。「鬼」の日は変われども、このような文化があることは有難いと思います。
その年の振り返りも大切だと気づかせてくれるから。後悔しないように、残りの日を過ごすとともに、新たな年にやりたいこともイメージしておく。
まずは健康で、今も生きている。そのおかげで、人と新しい思い出が増えたことに感謝しています。
新しい年を迎えて、やりたいことも健康で、大切な人たちと新しい思い出を増やせれば、まずは満足と言えそうです。
お金も大切かもしれませんが、そこにはあまり執着せずに。自分らしさを忘れずに、それなりの生活を送ることが出来れば幸せ。
こんな感じで、年神様を迎える心の準備はできたようです。
あとは、お越しいただけるように環境を整えるくらい。お掃除をして、神様に関わる松の木を玄関に飾る。
山へ取りに行く代わりに、近くのお店を探しまわってみようかな。
皆さんは、どうですか。新しい年を迎える準備できていますか。
もしも、まだなのであれば今日をきっかけに何か行ってみてはいかがでしょうか。
きっと、何もしないよりも。素敵な日々、そして新しい年を迎えることが出来ると思いますよ。
自分らしく、より魅力的に過ごせますように。