除夜

除夜とは、大晦日の夜のことをいうそうです。

除夜といえば、鐘が108回つかれるので有名ですよね。

人間の煩悩の数が108つあるといわれていますが、その内容は知っていましたか。

眼(げん)、耳(に)、鼻(び)、舌(ぜつ)、身(しん)、意(い)の六根。

このそれぞれに、好(気持ちがいい)、悪(気持ちが悪い)、平(へい:どうでもよい)があって18類。

18類に浄(きれい)と、染(きたない)の2類があって36類。この36類を前世、今世、来世であわせて108となるそうです。

他にも、月の数が12。二十四節気の24と、七十二候の72を足した数が108になるので、1年間を表しているとも言われています。

どうとらえるかは、みなさん次第ですが。いずれにしても、今年一年を無事に終えたことへの感謝とともに、新しい年が良い年であることを願いたいですね。

いつか京都で、除夜の鐘をききながら年を越せたらいいな。次に自分の干支を迎える時とか。

それまでには、コロナウィルスも落ち着いて。日常が戻っていることを願って。

そもそも、それまで生きていられることが有り難くもありますが。

他にも今では、ニューイヤーズ・イヴとカウントダウンイベントをするところも多いですよね。

ディズニーリゾートとか。今年は、実施しないようですが。近くに住んでいるひとやホテルに泊まっているひとで、除夜の鐘がわりに打ち上げ花火で年明けを味わっていたひとには残念かもしれません。

その反面で、花火がないから。静かに眠れるという人もいそうですが。元旦でも仕事の人も今は少なくないですから。

ディズニーといえば、今日をシンデレラデーとも言うみたいですよ。

夜の12時までに帰らなければならないシンデレラのように、1年のなかで一番、夜の時間が気になる日だから。

たしかに、年を越す場所とか。気にしますよね。

電車のなかで、移動中に年を越すとかは。避けていたことを思い出しました。

個人的には、家でテレビとか見て、年越しを感じるのが好きなのですが。

普段、そんなに夜更かしをしなくなったせいか。なかなか起きつづけてはいられないのですが。

みなさんは誰と。どんな場所で年を越すのでしょうか。

2021年が良かったひとも、そうでなかった皆さんも。

最後は、素敵な締めくくりをしてくださいね。悔いのないように。

元気に年を越せただけでも、幸せだと思える時代ですから。少しでも笑顔で。

それがまた、誰かの生きる糧になっているかもしれませんよ。

良いお年を。

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