二十四節気で今日から大寒。
一年のなかで一番寒い季節です。でも、日は少しづつ長くなり、春の足音が感じられる時でもあります。
昨年の立春からブログを書き始めて、二十四節気も、いよいよ最後の季節になりました。
毎日、更新できたことが嘘のようです。
まだまだ書くことが精一杯で、内容に魅力なく、読みづらい点も多いと思いますが、少しずつ良くしていこうと思います。
まずは、1年間を書き終えて。
次の1年、過去の自分が残した記録を楽しみに読むつもりです。
自分が、自分の書いたものに意見をもち修正する。
なかなか、今までにやったことのない体験。期間の一部だけではなく、1年間、ぐるっと日々、自分が書いた文章を見直せる日が来るなんて。
ブログには、こんな魅力もあるのですね。
大寒の初候は「款冬華さく(ふきのはなさく)」
新暦では1月20日から、1月24日ごろまで。
蕗(ふき)の花が咲き始めるころ。土のなかでも、春の支度は着々とすすんでいるようです。
二十日正月という言葉を聞いたことがありますでしょうか。昔は、正月の祝い納めとして、仕事を休みにする習慣があったとか。
この日に、働きづくめだった女性が里帰りをしたり、小正月に里帰りしていた人が自宅に戻ってくるなどしていたそう。
正月に用いた魚の骨や頭を鍋に入れて、団子など入れて食べたことから、骨正月や団子正月とも言われたようです。
食べ物を大切にする文化があったこと、感じさせますね。
今の時代には、モノがあふれているので、不自由はしませんが。無駄は増えていると思います。
それは食料も同様で。賞味期限や、消費期限切れで廃棄されるものも多い。
だから最近ではフードロスを減らすため、以前では考えられなかった、コンビニでの割引が始まっています。
先日に、期限ごとで割引価格を変えるという記事も出ていました。
同じ値段なら、新しいほうが良くて、奥のほうから取り出すひとをスーパーなどで見かけますが。
当日に食べるのであれば、味も変わらないし、手前からとるほうが素敵だと思うのですが。
その行動のおかげで、救われる人がいると思えば。
夕方になると、割り引かれた商品を奪うようにしている人をみると特にそう思えてきます。
安ければ、少しくらい新鮮でなくても食べることが出来るなら。
とはいえ、私も昔はそんな感じでしたので、気持ちは分かります。
それがなぜ、変わることが出来たかというと、ゆとりが生まれたからなのかも知れません。
お金は、そうでもないと思いますが。心のゆとりは。
本を読んだり、新聞などから得た学びによって生まれたもの。
閉店間際の割引き総菜に手を出さなくなったおかげで、良質な睡眠をふくむ健康な体を手に入れることまで出来ました。
そこでガマンした分を、本当に自分が食べたいものを、欲しい時間帯にいただく。
教えてくれた人。気がついて、改善してくれた自分に感謝する。
供給する側も見直されることで、食べ物が手に入りづらいところへ運ばれることを願って。
広い世界の、食べ物に恵まれない環境で生まれた人たちの手へ、すこしでも届きますように。
これからも、自分の身の回りから、ちょっとでも無駄を減らしてみようと思います。