今日から3月ですね。
気温もあがり、椿などの花が咲き、色鮮やかな景色が目に映るようになりました。
去年の今頃は、まだ緊急事態宣言中。外出を自粛しなくてはいけませんでした。
だから、どんな色鮮やかな景色を楽しめたのか、記憶に残っていません。
きっと近所にしか、出歩かなかったから。
まあ、あのあたりで。こんな花が咲いていたくらいかなと、想像がつきます。
それに比べたら、今年はずいぶんと変化していると思います。
旅行に行こうなどと、キャリーカートをひいて街を歩こうものなら、世間から白い目で見られそう。
そうではなくても、そのように思えてしまう。
どこか後ろめたく、のびのびと羽をのばすどころか、コソコソとなるべく目立たないようにする。
非日常を楽しむのではなく、日常にうまく染まるように過ごす。
毎年、楽しみにしていた旅行も。昨年は、行っていないので。多分、そんな感じだったのだろうと思う。
大切な人に会いに行く。一緒にかけがえのない思い出をつくる。
それが、自己中心的な行動になってしまうことがないように。ガマンをしていた時期。
それに比べたら、今はどんなに幸せだろう。
まん防が、さらに延長されそうな気配もあり。まだまだ油断は禁物だけれど。
気をつけながら、過ごすように。そんな雰囲気がある。
学生グループの賑やかな声や、楽しそうな表情が、近所を歩いていると目に飛び込んでくるから。
卒業旅行なのか、休校なので遊んでいるのか、定かではない。違和感を感じる時間に、見かけることもあるけれど。
別に不快ではない。みんな、キチンとマスクをしているからかもしれない。
そんなに、直接かかわるようなところへ、出かけていないからかもしれないけれど。
今年の卒業生とかは、仲間と出かけたり、楽しめるのかな。それなら、幸せだねと思う。
昨年の卒業生は、きっとそれどころではなかったはずだから。
花粉症の季節だけれど、それは新しい季節の訪れも意味しているかもしれない。
コロナウィルスが新株となり、感染力は高いものの、重症化するリスクは減ったことから、インフルエンザと同等の扱いでも良いのではと言われている今。
その、インフルエンザにかかりやすい季節も終わりを告げるように陽射しが暖かい。
花粉症の人には、つらい季節だけれど、身体の免疫力が下がりやすい時期をぬけたと思えば、少し心も軽くなるでしょうか。
花粉症のつらさも感じないくらい、別のかたちで春を楽しみに出かけたい。
小さい秋ならぬ、小さい春みぃつけた。
今年は、去年の分も。たくさんの春を探しに行きたいと思います。
学生たちに負けないくらい、素敵な春を過ごす。
こじんまり感など、感染対策は圧勝です。
どんな出会いがあるか。今から、楽しみです。