生まれた時代

3年前の写真を見ると、そこには全く違う景色が写っている。

みんなマスクをしておらず、笑顔で楽しそう。

どこの誰だか知らない人でも、見ているだけで元気が出る。

今日から、七十二候で「桃始めて笑う」

笑うとは、咲くという意味です。この表現からも、昔の人は自然の移り変わりも楽しんでいたように感じます。

夜はまだ寒い日が続きますが、日中は太陽が元気に笑ってくれるおかげで、ポカポカと幸せな陽気につつまれることが増えました。

太陽が笑うとは、正しい言葉ではありませんが。あの有名な長寿アニメ、サザエさんの歌詞にあったり。

他のマンガや絵本。天気予報の晴れマークも、笑っているのを良くみますよね。

太陽のおかげで、人間も植物も。みんなが笑うことができる。太陽のような存在の人と例えられることもあるくらい。

いまの時代に生まれてきた子供たちは可愛そう。

昔は良かったとかいう人もいるようです。

マスクをしなくてはいけなかったり。人との距離をとらなくてはいけなかったり。

遊びに行ける場所や、楽しめる時間を制限されたり。

パソコンや、スマートフォン、キャッシュレス決済など。時代の流れにのらないと、取り残されてしまう。

きゅうくつなことが増えているから。

でも、はたしてそうなのでしょうか。それを決めているのは誰なのでしょう。

いつの時代でも言えるのは、第三者である他人が決めてしまっている気がすること。

子供たちは、みんなしっかりマスクをつけて、笑顔で楽しそうなのに。

周りにいる大人たちが、「いまの子供たちは可愛そう」だと、勝手な決めつけで話題にしていたら。

「自分たちは可愛そうなんだ」と思うようになってしまう。現実逃避や、世間のせいにするなど。

自分たちで、新しい時代をつくろうとする意欲や、発想を奪ってしまうのではないでしょうか。

周りにいる人たちが、今の時代の良いところを伝えたり、知識をもった人ばかりなら。

きっと今の時代を生きる子供たちの未来だけでなく、日本や世界の未来も進化していくのだと思います。

子供たちは、遊びの天才。

自分たちで、何もなくても遊びを生み出す力をもっている。私たちが子供の頃、そうだったように。

幸せかどうかを決めるのは、他人ではなく自分。

高価なものをもっていなくても。立派な家や車がなくても、幸せにはなれる。

私が幸せを感じられるように。

周りにはたくさん笑っている自然や、仲間たちがいるから。

一緒に笑える環境に身をおくことが出来れば、いつの時代に生まれたとしても、幸せにはなれると思う。

みなさんも、身のまわりにある「笑っているもの」を探してみませんか。

素敵な体験が、またひとつ増えますように。

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