となりの芝生

「となりの芝生は青い」という言葉、聞いたことがあるひとも多いと思います。

人の良いところを見て、うらやましく思うこと。その影には、努力や苦労があったとしても。

大切なのは、人と比べるのではなく。見習うことではないでしょうか。

もしくは、自分の恵まれたところに気がつくこと。

欲しいものが買えないとか、美味しいものが食べられないとか。

そもそも、自分が求めていることは何かを考えてみる。

お金。物。体験。スキル。友人。

それが明らかになっているなら、自分が理想に近づくための情報を探してみる。

「芝生が青い」人たちのなかで、情報を発信してくれていることを見つけたり。関連する本を読んでみたり。

どんな努力をしてきたか。影の部分にも目を向けてみる。

なかには、自分とかけはなれていて、全く参考にならないものもあるので注意する。

たとえば、もともとお金持ちの家に生まれたとか、リーマンショックの時に株を買ったとか。

海外の家を、金利が安い時に手に入れたとか。

環境に恵まれたことで、結果うまくいった話を知ったところで自分が出来ることは限られているから。

知識や、仲間を増やすなど。今すぐ出来ることで、早ければ早いほどいいものを始めてみる。

勉強する時間、身につくまでには、たくさん必要だと思うし。

仲間との信頼なんて、相手の気持ち次第。

本当に相手のことを考えて、自分に出来ることをコツコツと積み上げる必要があると思うので、一朝一夕で得られるものではありません。

それでも、探してみると、今では価値観の合った人と出会えるコミュニティもあったりします。

YouTubeやTwitterなどで、相手のためになるコメントを残すことで、大切に思ってもらえるなど。

相手の立場になって行動してみる。もちろん、自分の想いも大切に。

うまくいかないことも、あるかもしれないけれど。

本当に大切な仲間は、かけがえのない財産だから。

宝探しをするような感覚で、巡りあえたらラッキーぐらいに考えておく。

たいてい、そういう人にはすでにファンもついていて。つながりを求めている人もたくさんいるはずだから。

相手が、自分を必要と思ってくれるようなものを手に入れるようにする。

それが経験やスキルか。知識や価値観かは、相手次第なので分からないけれど。

いずれにしても、自分らしく、得意なものをみがくと良いのではないでしょうか。

勉強は苦手でも、コミュニケーションをとるのは得意だったり。

自分の芝生が気づいたら「隣よりも青くなっていた」と思えるように。

その時には、きっと隣の芝生のことなんて気にならないくらい素敵なものを手にいれているでしょう。

一度きりの人生。

人の「芝生の青さ」を気にしているなんてもったいない。

自分に目を向けて、理想に近づくため、今すぐ出来る行動をしましょう。

たとえ、それが間違ったとしても。歩み続ければ、必ず目的地に近づいている。

そう信じて。

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