今日は、久しぶりに雨が降る地域も多いようです。
「空・雨・傘」という言葉は、聞いたことがあるでしょうか。
空(事実)をみて、雨(解釈)が降りそうだから、傘(行動)をもっていく。
空雨傘とは、論理的なストーリーを組み立てるためのフレームワーク。それぞれの項目を意識することで、相手に納得感を与えます。
たとえば
・世の中に笑顔で過ごすひとが少ない(事実)
・人とのつながりが減っているから、かもしれない(解釈)
・身のまわりにいる人には、出来る限り自分からアクションをおこしていこう(行動)
こんな感じでしょうか。
最近、明るいニュースが少ないと思うので、まわりに警戒している人も多いのではないでしょうか。
本当は、優しくていいひとたちが多いはずなのに、消極的になることで接する機会が減り、元気をもらえるチャンスも減ってしまう。
そんな日々が続いてしまったら、さらに世の中は暗くなってしまうと思います。
だから、少なくとも自分の身のまわりにいる人だけでも笑顔に出来るよう心がけてみる。
その人は、誰かの母親かもしれない。
その人は、誰かの恋人かもしれない。
その人は、誰かの子供かもしれないから。
目の前にいる人を笑顔にすることは、この先にいる家族や仲間を笑顔にするきっかけにもなるはずだから。
それを信じて。相手が喜んでもらえるような行動をしてみる。
まったく知らない人には、怪しまれるかもしれないけれど。自分との価値観があった人が集まる職場や学校であれば、きっと気持ちは通じるはずだから。
あいさつを続ける。声を出すのをひかえたほうが良いところでは非言語で。おもいっきり、大きな身ぶりや手振りをしてみる。
自分がきっかけで、相手がより魅力的にみえるように。
その行いは、いつかきっと自分の幸せとして返ってくるはずだから。
自分が元気なかったり、うまくいかない時に助けてくれる存在になるかも知れません。
知り合いになったから、あいさつをするのではなく。
知り合いではないからこそ、あいさつをする。
初めの頃は、「何だ。この人。」というような目でみられたり、返ってこないことにへこむこともあったけれど。
いつも、あいさつしてくれる人と理解して、返してくれる人が増えたり。
一緒に、仕事をするようになった時、相手が自分のことを知ってくれていて、仕事をしやすかったり。
過去の自分の行動が与えてくれたものの大きさに気づいてからは、全く気にならないようになりました。
それも、価値観のあった人が近くにいてくれたおかげです。
残念ながら世の中には、そうでない人も多くいるので、身をおく場所も大切にしたいですね。
たとえ、職場が無理だったとしても。
テーマパークや飲食店など。サービス業といわれる場所など、自分の気に入った場所をみつけることで、惜しみなく笑顔や、あいさつが出来るかもしれませんよ。
相手の気持ちになって。
それが自分の幸せな人生。世の中を今よりも明るくするための準備だと思って。
やまない雨はない。