プライド。
調べてみると、自尊心とか。自分の良いところに目を向けて、すぐれていると思ったり。
他人から、良くみられたいというようなことが書かれています。
プライドが高いとか、プライドを傷つけるなど、悪い意味でつかわれることが多い印象。
私も昔は、そうだった。いや、今でもそうなのだと思います。
だけど、ある本を読んでから、特にプライドとの向き合いかたを意識するようになりました。
プライドは、自分を成長させる境界線。そう思ってから。
自分の気持ちにもレベルがあって、その中央あたりにプライドという壁があります。
悪いプライドと例えると、中央あたりまでしか成長出来ないもの。
自分を中心に考えているので、周りの悪いところや出来ていないところへ目がいきやすくなる状態。
ある程度まで行くと、現状の自分を上に見せるような言動が増えるので、人から学びを得ないだけでなく、教えてくれる人も減っていく。
だから自分は変わらない。でも、周りには成長していく人がいるので、置いていかれるような状態になってしまう。
そこでまた、プライドが悪く働き、「ねたみ」や「ひがみ」のような感情を引き寄せてしまう。
それに比べて、良いプライドは成長の壁を乗り越える存在。
人から学ぶだけでなく、人を助ける気持ちもある状態。
新しい考えや、自分と違う意見もうまく取り入れるので、成功体験も次々に増えていく。
初めは、失敗もすることがあるけれど。それでは終わらない。
次はどうしたら上手くいくかふりかえり、成功するまでのプロセスと考え、体験を増やしていく。
失敗したときだけでなく、上手くいった時にも、ふりかえりは欠かさない。
だから感謝や、貢献などの感情が増えていくだけでなく、より知識をもった人や、頭だけでなく、心も救ってくれるような仲間が増えていくので。
自分ひとりでは出来ないようなことも達成できるようになる。
周りにいる人も、自分も幸せになれる状況がつくれる。
いつでも、今が最高の状態。今までに自分が、みんなとつくってきた体験が、ふりかえると山のように積まれているから。
今よりもっと。自分に出来ることを続けていく。
書籍や、動画などからも教えてもらいながら。
人と比べるのではなく、自分らしいオリジナル。
みんなの「良いとこどり」をして。
ときには、背中をみせていく。
気づいたら、周りに同じような個性をもった人はいないような。
それが今の私のプライド。