世界観

昨日テレビでやっていた、お金持ちの話。

結論は、自分のやりたいことが自由に出来る。欲しいものが手に入るのは幸せだということ。

でも、お金の使い方は、全く違っていて。うらやましいとも思いませんでした。

むしろ、もったいないとも思ったくらい。

限定の車や時計。タワーマンションに住むこと。

お金の使い方は自由なのだけれど、お金持ちなことが明らかに分かりやすい人ばかりなので。

自分の知られたくない人。仲良くしたくない、お金目当てな人が集まってきて、むしろ自由を奪われる使い方にも思えてしまいました。

広い部屋を、欲しいもので埋め尽くす。

いっけん、幸せなことのように思えるけれど、価値あるものや、素晴らしいものには見えないものばかりが置かれていたので。

聞いてみれば、ブランドなど高級品というだけ。

今までも、芸能人の家とかが取材されて、その時には、もっと魅力を感じるものがあった気もしますが。

今回、放送されたものには、自分が欲しいと思うようなものは、一切うつりませんでした。

それだけミニマリストに近づいたということなのでしょうか。

それとも、たまたまセンスが違ったから。いずれにしても、お金があれば他のことに使いたいと感じました。

その人たちも、取材されたものが、分かりやすく派手なものばかりだっただけかも知れません。

旅行へいったり、読書をしたり。

体験を手に入れるということ。私の場合には地味すぎて、テレビにとりあげられるような内容ではないはず。

お金がなければ出来ない体験だけれど、私が求めている体験とは違う世界だった。それだけ。

もっと、お金があったなら。

その分だけ、大切な人に会って一緒にご飯を食べたり。

プレゼントしたり。寄付をしてみたり。

誰かと一緒に幸せを感じることに使いたいと思う。

そういう、お金持ちの人も、世の中にはたくさんいるんだろうな。

見た目では分からないけれど、周りいる人まで幸せを感じさせてしまうような存在。

本当の幸せとは、目に見えないものが多い。

そんなことを、あらためて気づかせてくれるものでした。

でも今回、取材された人を否定することは、もちろんありません。

自分に出来ることを一生懸命にやっているからこそ、手に入れられたものですし。みんな、笑顔で嬉しそうだったから。

誰かにプレゼントや寄付を、たとえしていなかったとしても。

多額の税金を納めることで、今日も誰かが生きられているから。

政治家や公務員は、そんな税金から給料や経費をつかっているし。

日本は借金が多すぎて、金利をあげられず、20年ぶりの円安で1ドルあたり128円まで下がった今でも対策がとれない状況だから。

そんな、お金持ちこそ、国や国民をささえる存在であることは感謝したいと思います。

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