もうすぐ母の日ですね。
町を歩くと、イベントコーナーやカーネーションの花を、よく見るようになりました。
母の日といえば、カーネーション。なぜなのか、ご存じですか。
始まりは、20世紀初頭のアメリカ。アンナ・ジャービスという女性が、自分を苦労して育ててくれた母親をとても尊敬していたことから、その気持ちを後世にもつなげていきたいと、「母親のための祝日」を設ける運動を始めたことから。
アンナの母は、南北戦争で負傷した兵士の衛生状態を改善するためボランティア団体を立ち上げ、怪我や病気で苦しむ人を助けていました。また戦争後も、子どもや軍人たちなどに対して、世界の平和につながる社会事業活動をつづけたそうです。
志半ばで亡くなった母に対して、大好きだった白いカーネーションを飾ったことから。亡くなった母には白。存命の母には赤いカーネーションをプレゼントするようになったそうです。
この話を聞いた時、あらためて「気持ちが大切」だと感じたのですが、みなさんはどうでしょうか。
母親が尊敬できる存在であること。愛する存在であること。
いつもありがとう。たまには、ゆっくり休んでほしい。
そういう気持ちが、こみあげてくることが幸せなのかもしれません。
今日は、今から3年前に令和が始まった日でもあります。
その時に首相だった安倍晋三さんは、こう話していました。
「令和」には、人々が美しく心を寄せ合う中で、文化が生まれ育つ、という意味が込められておりますと。
それから1年も経たないうちに、コロナウィルスが流行し、みんなが見えない恐怖にさらされて、ようやく先日4月28日にハワイ旅行が再開するまで改善された今に至ります。
最近では、西暦で表すことが増えたせいか。恥ずかしながら、「今は令和の何年だっけ。」と思うことも少なくありません。
もう令和4年に入り、すでに4か月が経過していることに気がつき、衝撃を感じます。
ワクチン接種の3回目が、予想よりもすすんでいないようですが。最近の感染者数は減少傾向にあり。
赤字続きだった大手企業もJRなど、続々と黒字転換の発表など耳にするようになりました。
国が保証してくれた額が大きかったとか。
今よりも、物価高や半導体不足が深刻ではなかったなど。あらゆる問題は日々起きているけれど。
ひとり一人の努力のおかげで。少しでもより良い未来が手に入り。
予定よりも早く改善されたこともあるのは確か。
みんなが苦しい思いをしたと思うけれど。そんななかでも必死にアイデアなど出しあって。
人の分まで、自分が何かを助けたり、頑張った積み重ねが今だから。
海外で起きているような、戦争やロックダウンが起こっていないどころか。
円安でも海外旅行へいく人をはじめ、自分たちが楽しむために時間やお金をつかえる環境こそ。
自分の力だけでは、とうてい手に入れることが出来なかった、最高の贈り物だと思います。
今回のゴールデンウィークという大型連休は、自分にとっては時間やお金をつかえる機会にはならないけれど。
今後また自分にも、そんなチャンスが訪れることを楽しみに。
言葉でも。気持ちでも。誰かに何か、ちょっとした贈り物ができるよう考えてみようと思います。
大切な人が笑顔になってくれれば、自分も幸せになれるから。
そんな体験が、またひとつ増えますように。