「聞いて。聞いて。」
子供や、家族。友達や仲間から言われること。
褒められた。楽しかった。嬉しかったから聞いてほしい。
「よかったね。すごいね。」
ちょっとした会話だけれど、本人にとっては大切なこと。
最近、聴くことに対する本をよく見かけます。
聴くは、聴くとは違って。十四の心で受け止めるくらい相手の立場になって受け止めること。
相手の喜びが、自分のことに感じられるくらい。
聴き上手は、人から好かれやすいとか。
自己成長にもつながる、立派なスキルだとも言われています。
それだけ、聴くことは難しく。自分が話すのは、簡単なようです。
人の話を聞いていて、自分の意見を伝えたり、自分の話にすり替えてしまう人。見かけますよね。
人には承認欲求というものが誰にでもあるから。
感情のまま、人と接していると。そのような行動に出るのは自然だと思います、
だから、静かに「うん。うん。」と、うなずいて。しっかりと受け止めてくれる人は。
その大切さを知っていて、聴き上手な人なのだと思います。
話した人も幸せで。受け止めたほうにも学びがある。
おしゃべりな人が苦手な人もいると思うけれど。
さえぎる前に、キチンと話を最後まで聴いてあげると、その人の人生の一部を共感できると考えたら。
自分の視野が広がるのは、自然とも言えますね。
特に、思い浮かぶのは、親子や家族。親友との一場面。
相手は、静かに話を聴いて。話しているほうは、とても幸せそう。
だから、絆も深くなり。一緒にいるのが楽しくなる。
子供。女性。自分よりも若かったり、経験が浅い人と話している時。
つい、自分の話を始めてはいませんか。
相手は、ただ聞いてほしい。意見は求めていないということもあるはずですが。
男性は特に、論理的だったり、手短にすませたくなるよう脳がつくられているようです。
生きていくためには。効率よく仕事をすることも大切だったから。
的確に獲物をとらえるのに適した男性脳。
周りの人と仲良く生活するために、相手の気持ちになるなどコミュニケーション能力が高い女性脳。
原始時代から、つい最近の時代までは、それぞれの役割が分かれていたけれど。今では性別に問わず、それぞれがスキルとして大切な時代だから。
身近な人の話を聴くことから始めて。自分にないものを手に入れるかのように、静かに受け止めてみる。
そうすることで、お互いの幸せ度合いも増えるかもしれません。
ただ、大切なのはポジティブな言葉。
愚痴や、文句などはお互いにとって、良いものではないと思うから。
直接に話すと角がたつようであれば、一つの話題として、とりあげてみるのもいいかも知れません。
「話し方」に対する本も、たくさん出版されているから。
私は、あなたに共感したい。だけど、やっぱりネガティブな言葉は、聴いていて辛いことがあるので、「こんな本を買ってきてみたんだ。」
ポジティブな言い回しに変えるヒントが書かれているみたい。
なんか、ゲームみたいだね。一緒に、ポジティブな言い回しに変えてみないとか。
そうすることで、今までより会話が増えそうだし。お互いの笑顔や幸せも増える気がしませんか。
子供や、後輩を育成するのにも役にたつと思います。
今はゴールデンウィーク。
家族や、友達と一緒にいる人も多いと思うので。
まずは聴くことを意識して、今よりもお互いが楽しめる時間。
共感できる時間を増やしてほしいと思います。
今日も、素敵な一日を。