なんでもない日

先日、ワクチン接種3回目の発熱で分かったこと。

何でもないことが幸せなこと。

熱がいつもより2度あがっただけで無気力になってしまう。

やりたいことがあったのに、やれることは制限されてしまう。

お店の入り口には、熱をはかる機械があったりするから、気軽に買い物へ行くことも出来ない。

ワクチン接種の影響とは、誰にも分からないから。

まさか、こんなに熱が出るとは、思いませんでした。とても辛い。

だるさだけでなく、くしゃみや寒気まで。

2回目よりも、3回目のほうが辛かった気がします。

それだけ、半年前のこともあまり記憶がないと言えるかもしれませんが。

もしも、買い物へ行ったときに、入店をとめられたらどうなるだろう。

最近、発熱をしたことがなかったので気にしていなかったけれど。

熱をはかる機械がない店がないところへ行けばいいのかもしれないけれど。

それがどこにあるかも分からない。

まるで、何か悪いことでもしているよう。

でも、入り口で止められていたり、熱が高いと機械が判断している時をみたことがない。

みんな、気をつけているのだろうか。それとも、管理が思っているよりも優しいのだろうか。

最近、せきをしている人も、あまり見ないから。

もしも熱が高いところで、入店されていても感染する可能性は低いかもしれない。

そうはいっても、自分がその立場になると、ワクチン接種の影響とはいえ、発熱しての買い物は気がひける。

そもそも、1日や2日の問題だから、事前に買い物をしておいて。家で安静にしていればいい話なのだけれど。

体調不良なことに、慣れていないから。

家で大人しく寝ていることも落ち着かない。

読みたい本はあるけれど。やりたいことも、あるけれど。発熱で何も頭に入らないから。

やれることは、自然と決まってしまう。

寝たっきりなので、背中など体中もいたい。

だから、回復した翌朝は、本当に幸せでした。

普通に起きるて。やりたいことをやれる幸せ。

パソコンを立ち上げて。本だって読める。

何を食べようか。お腹もキュルキュルと催促をしている。

「ごめんね。ほとんど食べていないもんね。」

「それなのに。よく頑張ってくれたね。」

出かけた時には、どの店に入ろうか、今から計画を立てる。

日ごろの何でもないことは、実は最高に幸せなことだった。

それに気がつくことが出来ました。ワクチン接種のおかげで。

あの発熱も、体の中の細胞たちが頑張ってくれていた熱だから。

長い時間、戦ってくれてありがとうと感謝の気持ちをこめて、からだをいたわってあげようと思う。

あのまま、発熱が続いてしまうのがコロナウィルス。

辛いだろうな。そのまま、自分のやりたいことを出来ずに、毎日ねたきりで過ごすしかない。

ワクチン接種だったから、予定通りに回復できた。それも、時には当たり前ではないかもしれない。

自分のなかにいる細胞たちのおかげ。

そうやって、自分は生かされているんだな。

そう思うと、今までよりも少しまた頑張って生きようと思えました。

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