検索という近道

みなさんは、どんなときに検索していますか。

分からないこと、新しいことや流行っていること。

今の自分にはないものが、手に入る行動。

とはいえ、世の中には情報があふれているので、ネットサーフィンで時間をつかいすぎることがないように注意する。

本当に自分が知りたいこと、必要としているものに集中すれば、それだけ自分ならではの強みが際立つと思うから。

そう思いつつも、久しぶりに自分が普段は調べることがないものを、先日に検索してみました。

コロナウィルスが流行ってから、はじめて東京で外食。3年ぶりくらいの再会。

せっかくなので、おいしいものを。でも、周囲の人と近いのは不安だから個室が良いかも。

そう思い、インターネットでいろいろと検索してみました。

ランチだったのですが、そこに表示されたのは、コース料理や和食など。

ドラマに出てくるような、お偉いさんが密談をしたり、特別なデートで利用するみたいに、敷居の高い感じなところが多かった。

中には、ドレスコードの記載もあり、確認すると「サンダルや、短パンなどはダメ」ということ。これくらいであれば、お店のイメージもあると思うので納得。

でも、こういうところで食事をして、本当に楽しいかというと、すこし疑問に感じました。

特に、ひさしぶりに再会するかたと会話を楽しみたい、私のようなものとしたら。

このため、けっきょく予約などで行くのではなく、現地で探すことにしました。

気軽に入ることが出来る、テレビではよく知っていたお店。

行った記憶は、あまりなかったので新鮮でした。

メニューは、他の店と違い少なめ。さらに、人気がありそうなものは、すでに売り切れ。

たしかに、お昼のピークは過ぎていたけれど。その後も、夜まで営業することを考えるとどうなのだろう。

システムや、サービスについても気になるところがいくつかあり、働いている人の印象が、以前よりも重要と感じました。

人との接点が少ない分、対応されるときの表情や、受け答え。手順なども、はっきりと残ってしまう。

店員さんが少ないから仕方ないと思うけれど、お客さんからすると待たせられる時間の長さが気になるかもしれません。

ひさしぶりの再会。食事も美味しかったけれど。

こういうところにも気づいてしまう自分が可笑しくなる。

成長したんだな。

こうすると、もっと良いのになと思う部分が見えてしまう。

ちょっとしたことだけれど、とても大切なこと。

その後に立ち寄った、家電量販店。

半額以上、割引をされた商品を目にしたので、インターネット販売をふくむ、他店の相場を検索してみる。

ほとんど、同じ値段。

欲しければ、すぐに手に入るから買ってしまうか。

荷物になるから、送料無料のインターネットで送ってもらうかの違いくらい。

こうやって、検索すると情報がすぐに手に入る便利な時代だから、店舗をかまえて商売する難しさも伝わってくる。

ちょっと、いつもはしない検索で、新しい刺激を受けたり、発見がありました。

自分が本当に集中したいこと以外にも、こういう感じで視野が広がるような検索ならいいですね。

わざわざ高級なところへいかなかったから、ひさしぶりの再会を気にせず楽しめたこと。

目の前にある情報にふりまわされて、よけいな買い物をせずに済んだこと。

検索したから、選択がよかったと思えるきっかけも出来ました。

でも、何でもかんでも検索するのは、ほどほどに。

一番大切なのは、自分に与えられた時間を有効につかうことだから。

私の場合には、検索しすぎたために本を読む時間をうしなうことがないように。

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