「あなたは何が好きですか。」
そう、まわりの人に聞かれたら、どうこたえますか。
素直に言えないもの。だから無難だったり、自分を良く見せるようなことを意識して伝える人も、いるのではないでしょうか。
私も、本を読むのは、とても好きで。読書といえば間違いないけれど。
アニメや、マンガも好きなので。たまに、おもしろいと思うものを読むことがあります。
それが全ての人に受け入れられるかというと、言葉にするのはガマンしたり。
ガチャガチャとか、関連するグッズを購入するのは恥ずかしかったり。
別に悪いことをしているわけではなく、素直な気持ちで、そのキャラクターが気に入っただけ。
そのストーリーをつくりあげた作者の想いや、作品に心を奪われただけなのですが。
大人になってからも、マンガって何か、良くないイメージをもたれる文化がまだある気がします。
でも、実はマンガを読むことで得られることも多く。何でも、夢中になりすぎることが、価値観の違いを生んでいるようにも思います。
その世界だけでは、得られないものがあるから。他の世界も大切にする。
自分が好きな世界のひとつ。
もしかしたら、話してみると共感されて、今までよりも仲良しになれる可能性も秘めている。
鬼滅の刃や、ポケモンGOが流行ったように。みんなが好きになれば、それをきっかけに会話も増えていくものもあるから。
でも、マンガやアニメとなると勇気がいる。
あのお笑い芸人のミルクボーイのひとりが、ご夫婦で「ちいかわ」が大好きすぎでグッズをたくさんもっているように。
夫婦で、部屋にグッズがたくさんあるのと。男性ひとりで、そうなのとでは、とらえられかたが違ってくると思うけれど。
それが世間体というもので、本人が好きであることを、誰かが勝手に評価するものではないはず。夫婦でなくても、自分が好きなことに変わりはないから。
自分の出会った価値観を、相手に押しつけたり。勝手に批判することはないようにすればいい。
おたがいが楽しければ、そのなかで話に花を咲かせて。
そうでなければ、そこでの価値観にあった話を楽しむ。
ひとり一人、好きな世界があり。その世界が多いほど、人とのコミュニケーションも増えるから。
ひとつのことに集中する大切さと、自分にはない世界を知る大切さを忘れなければいい。
合わなくても否定するのではなくて、自分が好きなものを再確認するきっかけくらいにとらえる。
芸能人や、アイドル。テレビ番組がたくさんあっても。
どれだけ人気があるものだとしても、自分がそれに興味がないのと同じように。
自分の好きを大切に。人の好きを否定しない。
好きな人どうしが集まれば、それをきっかけに良い環境も生まれるから。
笑顔が増えて、幸せな気持ちが伝わっていけば。
それでいい。
そんな気がします。