春分

今日は、二十四節期の春分。

七十二候では、初候。「雀(すずめ)始めて巣くう」。新暦では、3月20日から24日ごろ。

雀が、枯れ草などを集めてら巣をつくる。壁にある穴から、ひょっこり顔をだす姿が愛らしく、印象に残っています。

でも、冬の身じたくのイメージでしたので、「この時期だったんだ。」と、ふと思いました。

ひとの記憶とは、あいまいなものですね。

散歩や出かけた時には、いつもより雀の行動を気にしてみようと思います。

その一生懸命で、愛らしい姿から元気をもらえるように。

見つけたらラッキー。そんな感じで、楽しむのも良いかもしれませんね。旬のものとして。

春のお散歩は、景色も華やかになり楽しいです。

あちこちキョロキョロ見たくなりますが、よそ見して事故などにはあわないよう、気をつけましょうね。

曙(あけぼの)

「春はあけぼの。やうやう白くなり行く、山ぎはすこしあかりて、むらさきだちたる雲のほそくたびきたる。」

清少納言。枕草子の冒頭です。学校の授業などで、記憶に残っているかたも多いと思います。

県をまたぐGoToトラベル再開は、ゴールデンウィーク明けくらいから予定しているそうです。

東京などの緊急事態宣言は、明日21日で解除されます。

桜も咲きはじめ、でかけたい気分になりますよね。

でも天気は最近、週末になると下り坂になっている気がします。

気のせいも知れませんが、「まだ。そんな急には移動や、外出をしないでね。」と、天気も教えてくれているようです。

くもりや雨だと、晴れている日より「出かけよう」という気持ちは、おさえられますから。

近所にも探してみると、春の訪れを感じられることは、たくさんあります。

そんな過ごしかたを大切に、移動する人数や範囲も、今はゆっくりと広がってほしいと思います。

「春は、夜がほのぼのと明けようとするころが良い。」日が昇るにつれて、だんだんと白んでいく…と、うたわれているように。

でかける人だけでなく、むかえる人も。みんなが明るくなっていくさまを、楽しめるくらいで。

準備

解除。緩和。再開。

おさえていたものが、動きだす気配を感じる言葉。

今は夜明け前。夜中とは違います。

もう空は、うっすらと明るくなってきており、みんな日の出を待っている状態。

ずっと待っていた。けれど、いざ陽が昇ったとき。その準備は自分にできているだろうか。

目の前に昇ろうとしている太陽。見た目は変わらないけど、以前のものではない。

新しい陽が昇ろうとしている。自分は、それを活かすことができるだろうか。

むかえ入れる準備は…。あせらず。急がずに。自分らしさへ目を向けてみる。

うまくやるよりも、楽しむことを大切に。

この先どうなるか、誰にも分からない。何が正解かも。

だから悔いのないように、今を精一杯に生きてみよう。

今までよりも、できることは増えるはず。この環境で過ごした日々も、自分にとって大切な経験値。

新しい未来をつくりあげよう。

今までは出来なかった体験を、自分の人生にくわえていこう。

いったことがある場所や、やったことのある行動にさえも、感謝や感動をみつけられるはずだから。

今を楽しむ準備。できましたか?

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