鴨川の土手。ベンチはない。
じかに座るのが気になるから、しゃがんでみる。
うえでみた景色とはちがう。桜は下からでは見えづらい。
京都がおしえてくれたこと。
五条を東へ。鴨川をあがる。桜だけでなく、いろいろな花がキレイに咲いている。
花見をしながら気がつくと、もう三条通り。
平安神宮の鳥居をめざし、疎水沿いの桜並木を歩く。疎水船がはしっている。
南禅寺の桜もチラ見。水路閣は、また紅葉の季節に。
哲学の道に向かう。
お気に入りのコース。
桜は満開。ひとは、やや多いも。海外のひとが来てた頃ほどではない。
法然院では、木々の手入れ。通行止めで、いつもと違うところから入る。
椿がキレイに、そえられている。水にぬれた姿が美しい。よくみると、いろいろな種類がある。
大原野神社の千眼桜。開花の時期が短いため、見れば千の願いが叶うと言われている。
桂からのバス。9時台は無いので注意。タイミングよく到着できただけで幸せを感じる。
到着したバス停からは、いい意味で田舎道。
大原野神社までの一本道が最高。
かたわらに咲く、タンポポや菜の花。てんとう虫が2匹いたことに感動。昔は、よく見たことを思い出す。
神社に到着。千眼桜は満開。いつ見ても素晴らしい。
鹿と牛の絵馬が飾られている。
台風で倒れた御神木に入れるようになっていた。パワーを感じる。
こういう生かしかた。素敵だと思った。
近道をとおって、勝持寺へ。
桜は、散り始め。ひとも少し多かったけれど。
花吹雪。鳥のさえずり。滝のおとが心地よい。
バスの時間にあわせ、足早に戻る。
帰りに、千眼桜へ。キレイに咲いてくれたことに感謝する。
半木の道。橋とのあいだ。なかなかの距離がある桜並木。向こう岸まではじめて鴨川を橋いがいで横断。
季節はずれの大黒天。十日えびすで有名。
ひとが少なかったので、ゆっくりごあいさつできた。こづちをいただくと、赤いおうしさんのおまけ付き。
今年の干支。なで牛でも有名。そういう、ちょっとした優しさが嬉しい。
赤山禅院にも、足をのばす。
ひとが少ない自然のなかを歩く幸せ。
天神さん。水辺の花がきれい。今年は特に欠かせない場所。
平野神社の桜に再会。出店は、もちろんない。
戻ると、ちょうど天神さんが閉門。
途中下車。御所を歩く。桜は、ほぼ散っていたけれど。それでもいい。
ふたばの豆もち。日中は長蛇の列。
豆もちだけになれば、夕方は落ち着く。
そんな京都がくれた体験を、鴨川沿いで書く幸せ。
また元気をもらいに来ることを誓って。
いつも本当にありがとう。