今日は、国際生物多様性の日。
生物の多様性が失われつつあることや、関連する問題を多くのひとに知ってもらいたいと国際連合が制定しました。
気候の変化。生物の多様性を失わせる影響が大きいとされています。
2100年までに、気温の上昇は大きいところで5℃以上の見込み。
これが生態分布の変化、種の絶滅率の上昇、生殖の周期の変化、植物の成長期間の長さの変化などが、影響を与えると予想されています。
今年3月、国際連合は「国連生物多様性サミット」の再延期を発表しました。10月11日〜24日を予定。
昨年10月に開催予定されていましたが、新型コロナウイルス感染症が流行しているためです。
こうしている間にも、密輸などの生態系をくずす行動は起きていると思います。
昨年は、この活動にとって大きな節目でした。
2011年から2020年までの10年は、「国連生物多様性の10年」とされており、2020年は環境省や農林水産省を中心に、植樹などの生物多様性に関連する活動「グリーンウェイブ2020」に参加するグループや団体を募集し、3000もの団体25万人を超えるひとが参加したそうです。
珍しいものを手にしたいひとがいるから。密猟や、密輸はなくならない。
人間の欲のために、自然が奪われてしまう。
私たちの人生より、もっと長い時間をかけて、自然がつくりあげたものを壊してしまう。
人間に知恵や、お金はあるけれど。
地球は、人間だけのものではない。
熊や猿だけでなく、野鳥や虫たちが、人の生活に危害をくわえていることで、人間は大切なことに気づかなくてはいけないと思います。
飼ってはいけないものを買わない。
飼うなら、責任をもって最後まで面倒をみる。
当たり前のことを、当たり前に。一人ひとりが気をつけることで守れるものがある。
地球を。自然をまもるために、大切な判断をできる生き物は人間だから。
自然や、動物たちに良いことをしているひとに感謝する。
自分が、自然や動物たちを守るため、できる行動を考える。
今日は、そんな日にしてみるのも良いですね。
先日テレビで、犬の老人(犬)ホームを見ました。
飼い主も高齢になり、犬の介護が難しくなったひとなどが利用するそうです。
障がいをもった自分の子供を。障がいをもった犬が支えになってくれたから。
「その恩返しに」と、始めたそうです。
大変なことだと思いますが、預けられている犬も、預けている高齢の飼い主も。
みんなが嬉しいそう。
見ていて、とても感動しました。
こういう場所を提供しているひとがいることにも。