今日は、サラダ記念日。
1987年、歌人の俵万智さんが出した歌集『サラダ記念日』の中にある歌集がきっかけ。「記念日」という言葉を一般に定着させたことから。
この味がいいねと君が言ったから 七月六日はサラダ記念日。
何でもない日が、突然記念日になることがある。
そのなかには、かけがえのないことも。
この記念日から、「記念日の日」にもなったそうです。
はじめての出来事が、記念日になること多いと思います。
家族とはじめて、旅行へいったり。
恋人と初めて食事をしたり。
子供が生まれた時には、はじめてのことが多すぎて。記録に残すのが大変なひともいるかもしれません。
どれも、とても大切なもの。
思い出すだけで、幸せな気持ちになれますね。
でも、自分のことはどうでしょう。
自分がはじめてしたこと。
記念日になっているものはありますか。
たとえば、何かの勉強を始めた日。
人生を変える本と出会えた日。
お気に入りの食べ物をみつけた日。
大切な、あのひとと出会えた日。
本や食べ物などは検索すれば、好みのものが見つかるかもしれない。
でも人は違う。
その出会いは常に特別なもの。
その道を選ばなければ。
自分が、こんな性格ではなかったら。
興味をもっていなければ。出会えなかったかもしれない。
出会えていても、仲良くなれなかったかも。
素敵な人との出会い。
もしも、自分が変わっていなければ、なかったと思うと。
過去の自分が選択してくれたことに感謝したくなる出来事があります。
そのおかげで生まれた記念日。
これからも、たくさん生まれますように。
そう願いつつ、大事な感情を育んでいこうと思います。
この想いを共感できるひと。でもまだ出会えていないひとが、世のなかにはたくさんいるから。
ひとりでも多く、出会えるため。
ひとつでも記念日が増えますように。
毎日が、自分の記念日で埋め尽くされたら幸せですね。
日記を書きつづけていれば、その願いも叶いそうです。