「鷹乃学を習う(たかわざをならう)」
鷹のひなが、飛びかたをおぼえるころ。巣立ちし、獲物をとらえ、自力で一人前になっていきます。
小暑の末候。新暦では7月17日から、7月21日ごろまで。
鷹の寿命は、およそ10年から15年くらい。
そのなかで、巣立ちまでは1ヶ月から2ヶ月ほど。
ひとと比べると、長くても一年くらいで親元を離れることになります。
それからは、自分だけの力で生きぬかなくてはいけない。
ケガや病気になっても、人間のように病院へいくことも出来ません。
そう思うと、本当に自分は恵まれていることに気づきます。
今でこそ、自力で生きてはいますが。親には、たくさんお世話になりました。
父親は口数もすくなく、自分には優しい印象が特別あるわけではないのですが。
大人になってから、気づかされることもいろいろあります。
本当にそうかは、聞いたわけでもなく分かりません。
でも感謝していますし。言葉で語らずとも、行動でしめすことができるのも実感します。
ありがたいことです。
本を読むようになってから、気づく機会も増えました。
自力で生きぬく鷹に見習って、これからも知らないことたくさん学んで、今よりもさらに心を豊かに過ごせたらいいなと思います。
関東も梅雨明けしましたね。
太陽の光が、元気をくれます。
今日も暑い日になりそう。
どんな学びと出会えるか、楽しみです。