禾乃登る

禾乃登る(こくものみのる)

七十二候で、処暑の末侯。新暦では9月2日から、9月6日ごろまで。

田の稲が穂をたらすころ。乃とは、穂の先に生えている毛をさすようですが。稲や麦など穀物の総称をそう呼ぶこともあるようです。

稲穂といえば、秋の象徴。

今年は、めずらしく。8月の終わりまでは暑かったのですが、9月に入ったとたんに気温が下がり。涼しくなった地域も多いようです。

私が住んでいるところも、そのうちのひとつ。

空や、すれ違う人の服装からも。夏の終わりを感じました。

季節の変わり目。風邪をひく人も増えているようなので。くれぐれもクーラーや、扇風機のつけっぱなしなどで体調をくずさないよう気をつけて下さいね。

スーパーなどの商品をみても、秋の訪れを感じるようになりましたね。

先日イワシのにぎりが、とても美味しそうだったので。買いました。

とてもよく脂がのっていて、幸せな気持ちになれました。

他にも、有名なドーナッツ屋さんで、さつまいもの期間限定商品を。

八百屋さんでは、幸水をいただいたりと。

さっそく食欲の秋を楽しんでいる自分がおかしかったです。

まだ出かけることは出来ないけれど。身近に、楽しみがあるということは、本当にありがたいことだと思います。

こんなに季節に敏感ではなかったのですが、この生活の楽しみ方にも慣れてきたのかもしれません。

みなさんは、どうですか。

今、夏の終わり。それとも、秋の訪れを楽しんでいますか。

大阪では、はじめて感染者が3,000人を超えており心配。東京では、前の週に比べて1,000人以上減って、3,000人台。

いずれも3,000人台なのに。大阪は悪いほう。東京は良いほうにすすんでいる気がしませんか。

たしかに、分母の人口が違うから、確率でいえば低いのかも知れません。

だけど、3,000人台であることに変わりはない。重傷者ではないかもしれないけれど。苦しかったり、不安な思いをしているひとはいるはず。

病院や、ホテルで受け入れられず。自宅療養で。家族にうつしてしまうのではないかということをふくめて。

心配されているなら、まだマシかもしれません。虐待や差別を受けたりしていないだろうか。

自分にはどうにもできない。環境が、そのひとの身体だけでなく。ココロも弱らせてしまうかもしれない。

そんな体験をしない。させないように。

今できる、人との距離をおいた過ごしかた。大切にしましょう。

自分が辛い思いをするから、距離をとるのではなく。

相手の笑顔や幸せを守るため、距離をおく。

心のゆとりが、生活のゆとりへとつながるように。

ひとり一人が、ちょっと頑張れば。

ゆとりある生活は、一気に近づくと思うから。

ココロだけでなく、金銭的なゆとりも。

安心して生活できるようになれば。ひとの動きは、今よりも活発に。

ひとの動きが活発になれば、お金も動く。

仕事が増えることで、働いてほしいひとたちも、たくさん必要になる。

フリーランスや、個人事業をするひとも増えているけれど。

それが出来ない人たちを救うためにも。

ひとりでも多くのひとが救われたほうが、世のなかは幸せになると思う。

季節だけでなく、世のなかも確実に進化しているから。

一日一日の行動を。自分ができることを大切に過ごしましょうね。

こんな環境でも、たくさん味覚や視覚を喜ばせてくれるものが育っています。

見逃さない。食べそびれることがないよう。

適度な運動も忘れずに。

今だからこそ体験できる楽しみを上手に活かしましょうね。

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