今日は、敬老の日。
「多年にわたり社会につくしてきた老人を敬愛し、長寿を祝う」
2003年から、9月の第3月曜日になりました。それまでは9月15日でした。今でいう、老人の日。
そこから老人週間でもありましたので、敬愛し祝う週間にしていたひともいると思います。
個人的には、老人という言葉があまり好きではないのですが。
老いた人というよりも、深みのあるかたが身のまわりには多いので。
深人とか、濃人とかのほうがしっくりくるかもしれません。
たくさんのことを経験し、それをもとに多くの人たちに貢献してきたのだろうなと。
ただ頭がいいとか。優しいとか。簡単な言葉では、言い表すのが難しい存在。
良質なウイスキーや、ブランデーのように。
いくら素材がよくても、年を重ねないと出ない味わいがある。
生き生きと、楽しんでいる感じだから、老人という言葉が似合わない。
私もそんな年のとりかたをしたいと思います。
祖母や、祖父は早くになくしてしまったけれど。
大切なこと、たくさん教えてもらいました。
早くまた、会いたいな。
どうしても、一緒に過ごせる時間は限られてしまうから。
1日いちにちを大切にしたい。
今日はバスの日や、空の日でもあります。
京都に初めて、バスが走った日。
東京の上空を1時間、飛行できた日。
そんな歴史を重ねて今にいたる。
たくさんのひとが、努力してくれたから。
いつかの時代の老人たち。
おかげで、限られた時間でも。たくさんの体験やひとと出会い。再会することも出来るようになりました。
目の前にいる、老人のみなさんも。
誰かのために、頑張ってきたひとたちなのかも。
知らないひとかもしれないけれど。だからこそ、優しくなれるように。
そしていつか。自分も老人になったとき。
誰かに優しくしてもらえるような。
そんな時間の過ごしかた、できたらいいと思います。
自分の想いをしっかりもちつつ、多くのひとから愛されている、あのかたのように。
いつまでも、お元気でいてください。