愛酒

今日は、愛酒の日。酒をこよなく愛した歌人、若山牧水の誕生日から。1885年に生まれました。

簡単に調べたくらいでは、お酒ずきかどうかは分かりませんでした。

分かったことと言えば。25歳で注目される歌人となり。

その後、日本各地を巡りながら歌集などを出版。

43歳で、病気のため沼津の自宅で亡くなっていること。

ほんの100年ちょっとの違いだけれど。交通手段など今よりも不便だったなかで、行動力あるところはスゴイと思いました。

戦争が起こる前で良かったのでしょうか。

今の時代ではなくて、よかったのかな。

未来にいるひとからの視点であって。どうかは本人にしか分からない。

ただ、その時にできることを精一杯に生きていたような気がします。

そして、もし今のように医学が発達していれば、もっと長生きできたかもしれない。

私よりも賢くて、周りに評価されるくらい感性の高い歌を生みだせるひと。

自分の行動力のなさ。センスのなさを恥ずかしく思う。

人生を、誰かのためになれるよう過ごしてきただろうか。

こんなに便利になって。限られた時間に、たくさんのことができる時代に生きているのに。

そう、未来の人から問われたら。

難しいことは、よく分からないけれど。幸せだったとは言えます。

個人的には、それでいいと思う。

まだ行ったことがないけれど。そこよりも行きたかったところに、何度もいくことができたり。

歌は残せていないけれど。別のかたちで、ひとと感性を交あわせることもできたから。

それぞれの価値観で生きているから。

何を大切にしてきたかは、その人にしか分からない。

人それぞれなので、他のひとが決めることでもない。

ただ自分自身は、人生に感謝できる選択をしてこれたと思えれば。

きっと幸せなんだと思う。

この先、どんな未来が待っているのか。もっと便利に。もっと過ごしやすくなるかもしれないけれど。

時代や、環境にも私は満足しています。

このタイミングでなかったら出会えなかった人。忘れることのできない大切なひとがたくさんいるから。

この時代に、生んでくれてありがとう。

学生のころは不安もあったけれど、この方向にすすんでくれてありがとう。

おかげで、たくさんの素敵な人と出会えた。

数えきれないくらい、かけがえのない経験ができました。

今も、生きている時間だけ。新しいものが生まれてくれていることに感謝しています。

言葉では表しきれないけれど、「本当に、ありがとうございます」

そんな、いろいろなことを想いつつ。今日は、愛酒を楽しもうと思います。

みなさんにも、新しく素敵なことが、ひとつでも多く生まれますように。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA