防災

今日は、防災の日。

1960年、前年に伊勢湾台風で大きな被害を受けたことから、防災の大切さを年に一度みなおすため制定されました。

この日は、関東大震災が起こった日でもあり。9月前後には、災害が多いことも関りがあるようです。

「政府、地方公共団体等関係諸機関をはじめ、広く国民が台風、高潮、津波、地震等の災害についての認識を深め、これに対処する心構えを準備する」

関東大震災のときには、地震が直接的な要因ではなく、地震による火災が多く発生したことで死者は増えたと言われています。

準備をしていれば守れたかもしれない命。おなじ過ちを二度と繰り返さないために。

最近では、大きな地震もあらゆるところで発生しています。

もともと予測されていたところとは、違った場所での震災。

台風だけでなく、大雨による土砂災害での被害も。

自然が起こすことで。被害も想定外なものが少なくありません。

以前から問題視されていたものの、予算がなかったり。後回しにしたり。

分かってはいたけれど、対策できなかったものも。

仕方ないではすまされないけれど。どうにも出来なかった可能性もあります。

これだけ技術が進化していても、いまだ予測できない事態はおこります。

自然が相手だから難しいと思っていましたが。最近では、人が相手のほうが難しいと感じることが多くあります。

愛知県でおこなわれたフェスの問題もそう。

以前から、開催することは決まっており。出来る限りの調整はしてきたそう。

直前に緊急事態宣言がでたところで、簡単に中止できるものではなかった。

チケットは売れており。保証も十分ではなく。

中止をしたら、その企業は赤字を抱えてしまい、多くのひとが人生に大きな影響をあたえてしまうかもしれない。

たしかに、それも理由としてはあるかもしれないけれど。

他の人たちも、状況は同じ。

それを防ぐためのことをしているかどうか。

今がどういう状況なのか。いままでに、新しいウィルスが流行した時には、だいたい4年くらいはかかっているそう。そのウィルスと共存した生活を送るために。

多くのひとが我慢しているなかで。十分な予防や対策をしなかったために、その未来が遠ざかってしまうことは考えなかったのでしょうか。

今やることではないかもしれない。今の状況では、難しいかもしれない。

ビジネスは、そういう困難にも立ち向かっていく必要があるのかもしれないけれど。

人の命がかかっていることについては、もうすこし慎重にできること。あったのではないかと思います。

自分たちの人生がかかっていたのかもしれないけれど。関係する人たちの人生。

観客や、出演者の人生も救える選択を。

もし、これをやらなければ会社がつぶれてしまうという状況なら。

これだけ首都圏を中心とした地域で、飲食店やイベント関連のひとたちが影響を受けているなかで。違った選択肢も視野にいれることは出来たはず。

きっと自分よりも、もっと賢いひとたちが考えているはずだから。

今やらなければ。他のやりかたにしていれば。

こんなに多くのひとが、怒りや不安。悲しい気持ちにならなかったと思うから。

せっかく、みんなが笑顔になれる。元気にできるイベントであれば、なおのこと。

ひとりでも多くのひとが、関わる人たちに思いやりをもって行動できれば。

それが大きな防災対策となるから。

ただでさえ、予想できない自然の影響による災害が増えているのだから。

ある程度、予測できる人災は起こさないように。

それを心がげることで、関わる人たちが笑顔になれるもの。

たくさん再開できるはずだから。

自分たちだけのことを考えて、そのときを遅らせてしまうことがないように。

はやくこの状況から抜け出したいのは、みんな一緒だと思うから。

自分にできる対策を、あらためて考えてみませんか。

心から笑顔で過ごせますように。

やりたいことを、のびのびと出来る幸せを取り戻すため。

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