今日は、アースデイ。
1970年から1990年までは10年に1度でしたが、1991年からは毎年開催されています。
なんでもない日を「地球の日」に!
アースライズから15カ月後、世界最初の「アースデイ(地球の日)」がアメリカで誕生しました。
1968年12月24日、アポロ8号の宇宙飛行士が月から昇る地球の姿「アースライズ(地球の出)」を撮影しました。人類が地球を外から見たのはこのときが初めて。青く丸い地球の姿を認識した日です。
地球の姿をみてから、環境への意識は少しずつ高まり、「ひとつの生命圏」として保全しようと、新しい環境運動が始まっていきます。
G・ネルソンという上院議員の「環境の日が必要だ」という発言に、スタンフォード大学に通うひとりの学生だったデニス・ヘイズは「『母の日』や『父の日』があるのに『地球の日』がないなんておかしい」と呼びかけ、4月22日水曜という平日の“なんでもない日”を「地球の日」にしたのがきっかけです。
インターネットのない時代にもかかわらず、アースデイは口コミで全米に広がりました。自然を感じるために山に登ったり、自転車に乗って自動車をボイコットするなど出来ることをする、自由で多様なのもアースデイの特徴です。
当時、全米で約2000万人がアースデイのアクションに参加したと言われています。さらに、これがきっかけでアメリカに環境省がつくられ、環境に関する法律も次々と制定されました。
銀座で歩行者天国が始まったのも、アースデイがきっかけで、自動車をボイコットしたことからだそうです。
そんな銀座の三越で、本日は開催されます。
YouTubeで見ることが出来ますので、興味あるかたは、ぜひ検索してみて下さい。
情報までに、記載されていた一部を抜粋しました。
「アースデイ気候サミット2021」に、キャサリン・ロジャース(EARTH DAY ORG代表)、国内の気候問題に取り組む環境NGOの方々が集結!
4⽉22⽇はアースデイ、地球の⽇です。この日、バイデン米大統領の呼びかけで各国政府の首脳会談により「気候サミット」が行われます。それに連動して各国政府の気候対策を応援する地球市民の連携による社会提言を行います。国内の気候問題に取り組む環境NGOの方々にこの場を活用いただくと同時に、政府、企業、ユース、それぞれのステークホルダーから提言頂きます。さぁあなたは何をどうします?
配信:アースデイ東京YOUTUBEライブ
司会:野中ともよ(ローマクラブ日本)、⾕崎テトラ(アースデイジャパンネットワーク共同代表)
主催:アースデイ東京2021実行委員会
共催:アースデイジャパンネットワーク、アースデイちゃんねる
ご覧になれないかたも、それぞれのかたちで、地球と向き合ってみてはいかがでしょうか。
地球があってよかった。
地球が与えてくれたもの。
様々なものが生きていられる環境。
海。山。川。植物。動物など。
それぞれのかたちで、私たちに幸せを与えてくれるもの。
地球がなかったら…。
そう思うと、いまかかえている問題なんて、全てが小さく感じます。
自分にできることをやる。
どんな小さなことでも。
誰かが幸せになれることを。
それが大事。