電球

今日は、あかりの日。

1981(昭和56)年、あかりのありがたみを認識するため制定されました。

1879(明治12)年にエジソンが、京都産の竹を使って白熱電球を完成させたことから。

京都の大原野神社、境内ちかくに記念碑がありますよね。以前、1月8日の勝負の日に初めて訪れたのを思い出します。

今は、当たり前のように存在する電球ですが、およそ150年くらいしか経っていません。

それまでは電気ではなく火。あかりを灯すには、ガスなどが使われていました。

先日、映画「燃えよ剣」を観てきたせいか、ふとその時代を思い出します。

外では提灯。ひかりが照らす範囲も狭く。雨や風にも弱い。

夜、外を出歩くのは、今より治安が悪かったこともあり、とても危険でした。

秋の夜長というけれど。部屋で読書など、趣味で夜更かしするにも不便。お酒を飲むなどし、うたた寝しようものなら、ロウソクの火が原因で火事になることも少なくなかったと思います。

その頃にくらべて、安全に過ごせているのは、電球が生まれたからと言っても過言ではないかもしれません。

月あかりや、星空とは疎遠になってしまいますが、たくさんの照明で、夜中でも明るく照らしている道。

私たちの自由も増えましたよね。

その時代に生まれてきたよりも、かなり多くの自由。

あかりだけでなく、食や医療、政治的にも恵まれ、自力で幸せをみつけられる可能性は、かなり増えたと思います。

それは、他のひとも同じだから。もっとお金があったり、知識があるひとのほうが裕福になれるとか。

その人たちと比べることで、自分を不幸に感じてしまうのは、とてももったいないことだと思います。

常に自分を軸に考えてみる。誰かと比べるのではなく。自分はどうなりたいかに集中する。

そうすることによって、幸せになれる情報にも、どんどん気づけるようになる。

あせらず確実に。コツコツと。

過去に頭のいい人が、素晴らしい発明をしてくれたり。

その技術を、私たちも利用できるように。どんどん良いものをつくってくれたおかげもある。

LEDの誕生だけでなく、太陽の光から充電して。コンセントがないところでも、あかりの力を安全に使うことが出来るもの。

そのあかりから、えられる幸せも。

キャンプなどでは、ひとから離れたところ。自分自身で、生みだすことのできる幸せに気づく。

みんなで一緒も良いけれど。ひとりで、好きなことに集中する時間もまた楽しいですよね。

電球の発明に感謝しつつ、あかりのありがたみから得られる幸せ。

どんなものがあるか。探してみませんか。

みなさんの心が、今までよりも。明るさを増す機会になるかもしれません。

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