始まり

昨日は、あいにくの雨でしたが、入学式や入社式のところが多かったようで、スーツなどを着た若い人たちを、よく見かけました。

さくらは、ずいぶんと散ってしまいましたが、その人たちは輝いて見えました。

去年は、どうだったか。思い出せないくらい懐かしい光景。

まったく知らない人たちなのに、嬉しくなるなんて。この環境が、影響しているのだと思います。

以前は、当たり前だったことも、コロナウィルスのせいで、出来ない年が続いたから。

そして、世界に目を向けてみると、戦争で家族や友人をなくしたり。ロックダウンで、離ればなれになってしまっている人たちがいるのを知ってるからなのかも。

学生時代や、社会に出たばかりの頃。世界に眼を向けることはなく、無知なことは多かった。

戦争が起きていたり、新しい病が流行ったりしても、どこか人ごと。自分には関係ないと思っていた。

さらには自分の住んでいる国でも。4月から、電気やガス、食品の値段が上がったけれど。それも子供の頃には、大して気にならなかった。

気づいたら高いと思っても、自分が買っていたものは10円単位が多かったし。

もしくは、中身の量が減ったとか。買ってから知ることも。

それに比べて今は、情報を知っているだけで幸せが増えることの多さに気づけるようになりました。

有り難し。人間に生まれたこと自体が、奇跡に近いくらいの確率だから、生まれた言葉。

さらに、戦争やロックダウンなどない日本に生まれた確率。

今の家庭に生まれた確率。

一緒にいる友人や、大切な人と同じ時代に生まれた確率。

それこそ、一生に一度。宝くじの一等を当てるよりも、はてしなく低い確率だと思います。

人生は一度きり。いつだって、今が最高。

命ある限り。人生を自分で決めることが出来る幸せ。

私たちは、みんな幸せになるために生まれてきたのだから。

新しいステージで。慣れないことも多い環境。

これから先も辛いことがあるかもしれないけれど。生きていれば、横棒一本たして幸せに変わる時がくる。

そう信じて、生きてほしい。

幸せな人が増えれば、それが周りにも影響して。幸せが広がっていくように。

嫉妬(しっと)や、妬み(ねたみ)などとは距離をとり。次は自分の番だと信じて祝福できる心をもつ。

人に信用されたり、必要とされる貯金は。お金の貯金よりも、もっと大きな財産になるから。

新しい出会いと仲間を大切に。

相手を思いやる心をもった人と、出会えますように。

いってらっしゃい。

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