初夢

今日は、書初め(かきぞめ)。初売り。初荷などありますが、何といっても大切なのは初夢でしょうか。

昔から初夢は、一年の吉凶を占う大切なもの。

室町時代から、良い夢を見るには、七福神の乗った宝船の絵に「永き世の遠の眠りの皆目覚め波乗り船の音の良きかな」という回文(逆さに呼んでも同じ文)の歌を書いたもの枕の下に入れて眠ると良いとされていること知っていましたか。

これでも悪い夢を見た時は、翌朝、宝船の絵を川に流して縁起直しをするのだとか。

ちなみに私は、12月31日に寝て始めて見たものを初夢というのだと思っていました。年を越して最初に見る夢なので。

実際には大晦日や元日。正月2日、節分など様々な説があるものの、正月2日の夜の夢を初夢とするのが一般的なようです。

とはいえ、一富士二鷹三茄子とも言われているものの。今までに宝船や、富士山、鷹、茄子(なす)などが夢に出てきたことはありません。

皆さんは、ありますでしょうか。一生を通してでも、それらが夢に出てきたという人は珍しいのではないでしょうか。

仕事や、知り合いなどの夢が多くて。今の時代とは、かけ離れている宝船など、どのようなかたちで夢に出るのでしょう。

今までに、初夢で見たという人がもしもいるなら、教えてほしいくらいです。

いずれにしても、人のことなどはどうでも良くて。自分なりに考えると、何かしら良かったと思えるような夢が見られれば十分だと思っています。

昔は、好きな人の写真を枕の下に入れておくと、夢に出てくると言われていたこともありましたが。

実際にやってみたこともありますが無理でした。

好きな芸能人なら、ブロマイドとかあるかも知れませんが。学校で好きな人とかは、そもそも写真が手に入らなかったですし。

修学旅行の時に、番号で選んで購入することがあったので。そのようなときに、どさくさに紛れて買ったりするしか。

懐かしいな。ふと思いだしたのですが、今でもそのようなことはしているのでしょうか。

好きな人が映っている写真をみつけると、「こんな感じで楽しんで過ごしていたんだな。」と、本来なら知りえない時間を見つけることが出来たことに嬉しさを感じたり。

でも今の時代だと、スマートフォンにカメラが付いているのは、ほぼ当たり前なので。友人から、写真を共有してもらったり。インスタグラムやツイッターなどで、写真を見ることも容易なのかもしれませんね。

そう思うと幸せな感じもしますが。どうなのでしょう。

夢とは、自分が手に入れたいものだと思いますが。お金や、恋人、家やモノなど。

目に見えるカタチではなく、本当に大切なのは中身なのではないでしょうか。

自由、安らぎ、承認されるなどの感情。

だとすると、他のやりかたもあったりして。

先日、ある記事中で「最近の若者に聞いたら、お金よりも貢献を優先に考えている人が多い」と、書かれていました。

たしかに、貢献は幸せに直結しているものだと思うから。お金は使えば無くなるし、上を見たらキリがないけれど。

貢献は、相手を通じて、幸せが積みあがっていくので。上限はないかもしれないけれど、記憶として無くなることはないし。

それどころか、過去の思い出は時とともに美化されるようなこともあるから。

その経験が早ければ、早いほど。心を豊かにしてくれたり、自己肯定感を保つために大切な役割だったりします。

でもなかなか、若いうちに、私はその想いにたどり着くことが出来なかった。

だから、そのような記事をみて素晴らしいだけでなく。きっと、豊かな人生を送るのだろうなとも思いました。

本当の夢は何だろう。自分にはコントロールできないし、現実ではない「初夢」に期待するのではなく。

自分の未来に向けて、本当の夢を描く日にしてみるのも良いかも知れませんね。

夢のなかに含まれている、本当の姿をみつける。

私が望むのは自由かな。あと、やっぱり素直に感謝してくれる人たちに貢献していきたい。

「ありがとう」と言われたときに「こちらこそ」と思えるようなことを。

これからも、マイペースに増えたらいい。

それを生みだすことが、自分が今を生きる証にもなるから。

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