今日は、女性の日。
1946年、戦後初の男女普通選挙制度による総選挙が行われ、日本で初めて女性の参政権が行使されました。
女性は89人立候補し、39人が当選しました。
これを記念して、1949(昭和24)年のこの日に労働省(現在の厚生労働省)が「婦人の日大会」を開催したことがきっかけになっています。
また、この日から1週間を「婦人週間」(4月10日~16日)として、婦人を取り巻く社会環境・労働環境などについて活動が行われており、1998(平成10)年から「女性の日」「女性週間」と名称が変更されました。
「婦人」という言葉は、意識の高い成人女性などで使われましたが、その後に既婚や、年輩の女性という意味あいが強くなり、あまり使われなくなりました。
かわりに使われるようになったのが「女性」という言葉です。
今や、さまざまな場所で活躍する女性。
でもオリンピック関連や、職場などで耳を疑うような扱いを未だに受けていることがあります。
女性ならではの感性がいきることもありますので、このような日に、先人の思いをふくめ、行動をみつめなおす機会にしてほしいですね。
性別
「女性と、男性とでは脳のつくりが違う」と聞いたことがあります。
たとえば、女性は直感や感性が豊か、センスある人が多く、良し悪しの判断が早い。
一方、男性は論理的思考に優れているそうです。
恋愛について女性は、新しい出会いに目を向ける。吹っ切れるのが上手。男性はいつまでも思い出にふけってしまう。
会話について、男性は結論を先に求めるが、女性は否定することなく、受け入れて欲しい。
家事など複数のことをこなすのは女性が得意なので効率もよい。男性は一つのことに集中してこなします。
女性は、争いごとを好まないため、できるだけ感情に流されないようにする。周囲の意見も尊重します。
変化にも敏感。察する力が強く、周囲の些細な変化を察知します。
対して男性は、自分の意見を強く、表にだすことが多い。
いかがでしょうか。
自己分析をされたことがあるかたは気づいたと思いますが、自分の強みは何かということ。
性別は関係ありません。
さまざまな特徴をもったひとたちが支えあうから上手くいく。
その気持ちを忘れずに、過ごしたいですね。
協力
お互いの強みを理解し、協力する気持ち。
助けることがあれば、助けてもらうこともある。
自分にない気づきがあったから、より良くできた経験
。きっとありますよね。
自分に苦手なことを、サポートしてくれる。
だから得意分野に力をそそぎ、今度は仲間を助けることができる。
それを上手にやれたから。この苦境を乗り越えられたひともいる。
助けてもらった分は、誰かに恩返し。
それを素直にできる世の中なら、みんなが幸せになるための近道なのに。
今はまず、志の近いひとと助け合おう。
性別など、生まれもったもの。返られないもので、差別することはないように。