2006年の今日は、前日のライブドア・ショックによる影響で、東証の全銘柄が取引停止になった日。株式市場全体に、売り注文が殺到したことから。
このとき、東証による売買システムの処理可能件数は450万件でした。
ライブドアは、株価総額を膨らませるため、100分割をはじめとする大規模な分割を繰り返しており、総数は10億株を超えていたそう。
売買単位が1株からだったこともあり、多くの個人投資家がこの株を所有していました。多くの人が株を投げ売り、約定も増えたことから処理可能件数の過半数を占めたのが原因のようです。
異例の「全銘柄取引停止」措置で、14時40分に売買停止となりました。翌日の19日から、4月24日まで後場の開始時刻が30分遅れで開始となり、短縮する措置までとられることになりました。
みなさんは、株を買ったり、投資信託などしていますか。
コロナウィルスの影響や、老後問題などで最近はじめたかたも多いようですね。
特に、よく耳にするのは「つみたてNISA」や「iDeCo」でしょうか。
税金をおさえて、投資が出来る。貯めたお金にスクスクと成長してもらうことで、未来の安心を手に入れる。
名前は、シンプルでも中身は複雑なので注意が必要。昔の銀行に預けた時の金利とは違い、確実に増えるものではないから。
くわしくは、たくさんの人が文章や、動画にまとめてくれている時代なので、それを検索してみてくださいね。
オススメは、リベラルアーツ大学。書籍「お金の大学」が、もうすぐ100万部を超えそうなくらい売れているので、本屋さんで見たことがある人も多いと思います。ライオンさんのイラストが目印です。
YouTubeで毎日動画も配信してくれていますので。ぜひ見てみてください。
自分で何をしているか、キチンと理解していることが大切。自分を見失うことがないように注意する。
ライブドア問題も、日経平均が大幅に下落したから、パニック売りを呼んでしまったけれど。
関連株以外には、ほとんど関係ないので、将来性がある会社の株価も下がるということは、他の人にとってチャンスでもありました。
この時代の日経平均だけとっても、1万6000円くらい。それでも夏に4000円ほどあがった結果で。
今の日経平均は2万8000円ですので、その差は歴然。その時代から、株をもっている人の大半が収入を増やしていることになります。
とはいえ、すべての会社が株価を上げているのではなく、上場廃止になった会社も数多くあります。
あの時、すごく売れてテレビに出ていたのに。いつの間にか、姿を見なくなった有名人のように。
それと同様に私たちも、環境の変化で良くも悪くもなれることがあります。
「株が上がる」、「株がさがる」というたとえがあるように。
もしかしたら、周りのひとの影響で、自分は変化しているのかもしれません。
自分は、すごく頑張っているのに。それを評価してくれなかったり、認めてくれない会社に勤めているとか。
逆に、自分は昔、大した人間ではなかったのに。周りの人や、環境に恵まれたおかげで、自分でも自分を好きになれるような存在に変わることが出来たという人も。
最近では、日本も転職が当たり前になり。ひとつの会社だけで人生を終える時代から変わってきています。
自分は何が好きなのか。何をするのが楽しいのか。
どうなりたいか。どんな人と一緒に働きたいか。
自分のことを見つめなおしてみるもの良いかも知れません。
今よりも、理想とするひとと一緒にいるだけで、自分もより魅力的になれる。
そんな場所をさがして。
今よりもっと、自分らしくなるために。