今日は、国際協力の日。
1954(昭和29)年、日本がコロンボプランへの加盟を決定。開発途上国に対する政府開発援助(ODA)を開始したことから。
外務省と国際協力事業団(JICA)が1987(昭和62)年に制定しました。
コロンボプランとは、戦後に最も早くつくられた、発展途上国を援助する国際組織のことです。
日本の各地域で、さまざまなイベントが行われますが、そのなかでも東京で開催されるグローバルフェスタは規模が大きく。国際協力の関係者だけでなく、社会貢献や最近よく耳にするSDGsに関わっているかたと行われています。
今年は30回を迎えるそうで、次の土日2日間にわたり東京国際フォーラムでイベントが開催されます。
オンラインで参加することも可能なので、興味のあるかたは是非しらべてみてください。
最近は、中国の不動産大手が大きな負債をかかえている問題も影響し、日経平均株価も影響を受けています。
海外と比べて、日本の経済成長の遅さにも、不安の声があがっている状況。
これには、さまざまな問題が考えられますが。SDGsの内容をみると、日本はとても恵まれていることが分かります。
環境に関わる問題。大気や海、陸などを守る問題について。日本の技術ある会社や人が、世界のひとに協力し、地球全体でよりよい環境になるよう活動している。日本の誇りある存在、本当に素晴らしいですよね。
さらには、個人へ大きな影響を及ぼす「貧困」、「飢餓」、「健康」、「教育」そして「水やトイレ」。
もちろん、苦しんでいる人はゼロではありませんが、他の国にくらべると恵まれた環境だと思います。
水やトイレ。シャワーだけでなく、湯船につかる習慣がある日本。
蛇口をひねると水どころか、お湯まで出る国がどれくらい恵まれているか。
海外へいったことがある人や、被災したことがある皆さんには、特にその「ありがたみ」が分かると思います。
でも、それが当たり前すぎていて、頑張ってくれている人の存在を忘れていたり。
「貧困」、「飢餓」、「健康」だって。生きるために必要なことばかりなのに、自分を守り、助けてくれている環境に、感謝する気持ちを失っていることはないでしょうか。
助けてもらうどころか、誰かを救おうと行動しているボランティアの皆さん。本当に素晴らしいと思います。
そういうかたが存在するおかげで、今日も笑顔で過ごせているひとがいます。
偽善者だとか、お金儲けなど。自分の勝手な解釈で悪者あつかいしていることはありませんか。
たとえば何らかの理由で、仕事が出来なくなったり。収入がなく、生活もままならなかったりすると。
心にもゆとりがなくなり、卑屈になる気持ちも分かります。
もしかしたら、テレビやSNSの見過ぎかも。世のなか、そんなに悪い人ばかりではありません。残念ながら、だまされないよう疑う気持ちは大切だと思いますが。
環境や、人のせいにするのではなく。
この環境だから、この人たちがいるから。自分に出来ることは何かを考えて行動するだけで、人生を変えることだって出来るはず。
自分勝手な行動で、誰かを不幸にする資格なんてだれにもないと思うから。良くないほうへ、心のエネルギーをとられないようにする。
なんかモヤモヤして、自分らしくない時は。しっかり睡眠をとることで、心のエネルギーを回復させる。
そして、まずは自分にあるものへ目を向けて、どんなひとを助けることが出来るか考えてみる。
そこから、どんどん心のなかに光が差し込んでくることが分かるはず。
助けたいと思うひとが、素直に手を差しのべられる。
助けてもらいたいひとが、正直に声をあげ。助けてくれた人に感謝できるよう。
お互いの温かい気持ちが、どんどん広がって、さらに多くの幸せにつながる。
そんな世の中に。日本各地から世界へ、どんどん広がるといいですね。
その素質が、日本人にはあると思います。
まずは身近な人を助けたり、協力することから始めてみませんか。