今日は、傘の日。
「入梅」になることが多い日から。1989年に、日本洋傘振興協議会(JUPA)が制定しました。
入梅とは、雑節のひとつ。昔は、芒種に入ってから最初の壬(みずのえ)の日。もしくは、立春から数えて135日目などでした。
現在は、太陽の黄経(こうけい)が80度に達した日です。
これが6月11日になることが多く、2025年までの間で違う日なのは2024年の6月10日くらいです。うるう年のようですね。
雑節は、日本ならではの暦。中国からきた二十四節気では、読みとれない「季節の目安」です。
農家にとって、梅雨入りは大切なもの。
梅雨入りは、地域によって変わるため、梅雨入りの季節であることを知るために。
現代では、大雨による災害も多く、雨は降らないほうが嬉しい人も多いと思います。
でも、それでは生きていくために大切な、食物などが育だちません。
日本は、水に恵まれている国でもあるため、雨のありがたみに気づきづらくなっていますが。
雨の日ならでは。
植物が、雨にうたれて気持ちよさそうだったり。
光が、夜には雨水に反射して、夜景などがキラキラと、いつもより輝いて見えたり。
雨の中、傘のおかげで濡れずに歩けているときの幸せ。
私は、けっこう雨の日に。自然に囲まれた場所を歩くのも幸せを感じます。
その先にある、休憩所などで。雨から解放されたとき。
あたたかいシャワーを浴びることが出来た時も幸せですよね。
子供のころは、買ってもらった傘や、雨具をつかうのが楽しみで、雨が降らないかなと思ったり。
運動会や、遠足が苦手な子も。テルテル坊主を、あえて逆さまにつるしてみたり。
こう考えると、雨とも上手につき合うことで楽しいことがいっぱいあるのに気づくことが出来ます。
今度、雨が降った時には、「いつもありがとう」と感謝してみようと思います。
ぜひ、やさしい雨であることを願って。