仮装

今日は、ハロウィンですね。

もともと、10月31日はケルト人において秋の終わりを示す日。日没が、新しい日のはじまりだったようです。

この冬の始まりを告げる日。10月31日の日没後には、霊界とこの世との間にある門が開くと信じられていたことから、死者が家族を訪ねにくると恐れられ。たき火をともし、作物と動物の犠牲をささげていたようです。

太陽の季節がおわり、暗闇の季節がはじまるとき。

その後、アメリカにハロウィンが祝祭日として記録されているのが19世紀の初頭。初めは強い反対もあり、本格的に定着したのは20世紀の初頭だったようです。これは、上記のケルト族のものとは関係なく、アメリカ流のハロウィンとも言えます。

さらに日本では、ご存じのとおりハロウィンや仮装など。イベントのひとつになったのは、ごく最近のこと。

今週テレビなどで話題になっている、ディズニーランドでの仮装イベントも。開園当初には、ハロウィンを行っておらず、10月31日に事前募集した仮装ゲストがパークのなかを行進するのが初めだったと思います。

その後に、毎年イベントをするようになり。そこから、日本のいろいろな場所でハロウィンイベントが見られるようになった気がします。

アメリカもそうですが、いわゆる経済を活性化させるためのイベント。

各地でお祭りをすれば、出店だけでなく、その地域にある施設や、レジャー関連にもお金がつかわれるようになる。

何のお祭りかは関係なくて、楽しむきっかけになればいい。

たしかに以前、いろいろなところのお祭りに行きましたが。その神社や地域に興味があるのではなく。出店が目当てで行っていたのを思い出します。

今は、コロナウィルスの影響もありますが。出店が祭りの目的になってしまうのを良く思わない地域住民のかたが、出店の数を減らすよう活動をおこなっていたところもあったようです。

ケンカや迷惑行為。ゴミ問題など。

みんなで楽しむ。元気をもらうためのきっかけになるのはいいと思うのですが。

一部のルールや、マナーを守らない人の行動が原因で。みんなの楽しい場所が、どんどん制限されてしまう。

今だけ、自分だけが楽しいのではなく。

これからも、みんなも楽しめる場所が奪われてしまうことのないように、ひとり一人が気をつけていけるといいですね。

今日も、緊急事態宣言が全面的に解除されたあとなので、渋谷での行動が警戒されていますが。

楽しく平和に。事故ケガなく過ごしてほしいともいます。

今日は日曜日なので、おてんとさまも心配なのか、東京では雲に隠れてようすを見ているようです。

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