七十二候。啓蟄の末候です。新暦では、3月15日から19日ころまで。
サナギが羽化して、蝶々(ちょうちょ)になる季節です。
ガマンして、うちで過ごし。そろそろ、どこか旅行など、羽をのばしたい。
私たちの姿を連想させるようです。
でも東京は、下げ止まりといわれ、緊急事態宣言が解除されるか。延長になるか難しいところ。
今の時期だと、卒業旅行に行きたいひとも多いと思うので、一気に移動が増えそうです。
経済的には良いのですが、受け入れる側の不安はあります。
移動という行動はしても、感染予防を甘くみるような行動はしない。
ひとの家に遊びにいっても、自宅で過ごしているかのように過ごすことがないように。
日本人の良いところ。「心配り」をみんなが実践できれば、この環境でも、より多くのひとが笑顔になれると思います。
卒業
卒業おめでとう。
次のステップにすすむことは大切。
だけど、今まで当たり前になっていた生活とは、お別れをしなくてはいけない。
さみしい気持ち。もっと一緒にいたかった。思い出をつくりたかったけれど。
それが叶わなかったひともいるはず。
去年ほどではないかもしれませんが。
毎日を大切に過ごせていたなら、それを誇りに前へすすもう。
もし後悔があるなら、これからの人生は毎日を大切に過ごす決意をしよう。
特に社会人になるひとは、たくさんの先輩や、上司との出会い。慣れない仕事の連続で、精神的にも大変かもしれないけれど。
自分よりも、知識があるひととの出会いは、今まで以上に経験値がたくさん増えるはずだから。
RPGのように。経験値をふやすことで、レベルがどんどん上がるのを楽しんで。
レベルが上がれば、使える武器も、魔法も増えているはずだから。
成長を楽しもう。
予約
今までよりも、忙しくなったら。新しいことが増えたら。
心のエネルギー消耗は激しい。
家に帰るころはヘトヘト。明日のことを考えて、夜もよく眠れないまま、翌日を迎えるかもしれない。
そんなことでは、今を楽しむのは難しい。
だから、自分に予定を入れてみる。
朝起きたら。仕事中での楽しみ。昼休みの過ごしかた。退勤後の楽しみなど。
ただ、休みの日を心待ちにするだけでなく、毎日のちょっとした時間でも楽しめることを見つける。
たとえば、朝のティータイム。
日の出が早くなったので、朝日を浴びてウォーキング。
桜のつぼみが大きくなっていることにワクワクしながら出勤。
仕事では、すすんでいる業務を意識したり、元気なあいさつで笑顔にするなど、自分が生み出したものに気づくようにする。
お昼は、休憩時間にやりたいことを決めておく。プチ瞑想や昼寝で、エネルギー回復を感じるなど。
退勤後には、本屋をチェックして、ひとつでも新しい情報を手に入れるとか。
寝るときには、今日もいい経験値を積んだなぁと思えるように。
今が自分にとって最高のとき。
目先の自分に予定を入れて、より良い日を過ごしましょう。