今日は、化学研究所創設の日、
1917年、理化学研究所(理研)が、日本で初めての基礎および応用研究を行う機関として設立されました。
研究所ときいて、みなさんはどんなイメージをしますか。
実際におこなわれているかたも、いるかもしれませんね。
知識を集めて考察し、実験、観察、調査などを通して調べて、その物事についての事実あるいは真理を追求する一連の過程
ウェブサイトを見ると、さまざまな研究がおこなわれていることが分かります。
その文字の通り「研ぎ澄まし、究めるもの」
ノーベル賞なども有名ですね。
でも研究者には、さまざまな苦労があるようです。
研究するための予算が限られているため、思うようにすすめることができなかったり。
給料がでないため、他の仕事をしながら研究をつづけたり。
海外へいって学ぶことも大切だけど、日本を離れている分だけ、日本で活躍できる場所に入れる可能性が低くなるため、なかなか踏み出すことができなかったり。
この影響もあってか、若い研究者は20年ほど前から、減りつづけているようです。
この話をきいて、ふと「お笑い芸人」に似ているなと思いました。
有名になるまでは、他の仕事もしなくてはならないし、信頼が大切なので、自分の力だけで戦おうとするのはリスクが高い。
お笑いでいえば、吉本興業。ギャラが安いとよくネタにされています。
アイドルでは、ジャニーズ。最近になって、有名なひとが脱退することも多いですが。
あれだけ有名なかたでも、個人では難しいと感じることが少なくありません。
でも、研究者との大きな違いは、自分がやりたいことネタはできる。
挑戦できるということ。
社会人になり、会社へ入っても。会社が有名なだけで、転職をしようとしても、個人では自信がもてなかったり。
それも、自分がやりたいことを、うまくチャレンジ出来なかったからかもしれません。
このコロナの影響により、個人で仕事をするひとも増えました。
会社という看板はなくても、自分という看板をいかすために。
どんな道へすすむかは、ひとそれぞれ。
不安はつきないかも知れませんが、それだけ自由な選択肢があること。
幸せだと思います。
いずれにしても、好きなことを仕事にして、一生懸命に自分らしさを出しきれるものがいいのかな。
みなさんが、自分のやっていることに誇りがもてるように。
これからもっと。「あなただから、できました。ありがとう!」ということが増えますように。
自分を、研ぎ澄まし究める。