七十二候。穀雨の末候です。新暦では、4月30日から5月4日ころまで。
牡丹の花が咲きだすころ。
別名で富貴草(ふきそう)、百花王(ひゃっかおう)などほめたたえる名をもった花。
その華やかさが愛され、日本でも与謝蕪村など、たくさんの詩歌にうたわれています。
歌といえば…。
夏も近づく八十八夜♪
八十八夜とは、立春から数えて八十八日目の夜。
茶摘みの歌というように、新茶の季節がやってきます。
香りやさしく、ほのかな甘みが特徴。
八十八夜に摘まれた茶葉は、長寿の薬ともいわれたそうです。
今でも緑茶には解毒作用があり、身体によいとされています。
ワクチンが遅れているとか、変異種が広がっているなどありますが、日本人らしさ。
新茶で、あらたな季節の到来を感じつつ、予防するのも良いですね。
日本人に生まれて良かったと感じます。
新芽
季節の野菜に、「こごみ」があります。4月から5月くらいまで。
くるくると渦巻き状に丸まっている。「そてつ」の若芽。
やわらかくて、もちっとした食感の天ぷらが大好きです。
たけのこ、ふきのとう。
あらためて、春の到来を目だけでなく、身体でも感じていたことに気づきました。
食べもの、飲みものを取り込むことで、身体も「春がきたぞ~」と喜んでくれる。
だから、免疫力もあがって、いろいろな病から守ってくれているんだなぁ。
きっと、そうですよね。
これからも、身体が喜ぶもの。季節を感じるものを大切にしつつ、今まで以上に食事を楽しみたいと思います。
進化
昨日は、本屋さんで「進化思考」という本を買いました。
以前から、気になっていた本。
ビジネス書なのですがイラストも多く、芸術性を感じるところに惹かれました。
それもそのはず、作者のかたはデザイナーでした。過去にグッドデザイン賞をとったこともあるそう。
2025大阪・関西万博日本館の基本構想にも関わっているようです。
本を手にとったとき、子供の頃に図鑑を手にしたワクワク感のようなものがありました。
さらに、この本を出した出版社があるのは、島根県の北60キロのところにある離島。
そこからの初出版。
執筆から3年。言語とデザインにまつわる創造性教育を研究しはじめてからは15年かかったそう。
さまざまな人の想いがつまった本。
そこにも心が動かされました。
非力ながら、貢献できれば。
本屋さんで「ちゃんと買うこと」をふくめて。
古本屋さんで買うこととは違う。
なんかすごく大切なこと。
読むまえから、たくさん教えてくれました。
「変異」のところに書かれている、9つに分類されたイラストとか。
なんとなく聞いたことがあるようなものでも、表現のしかたに刺激をうけ、ワクワクします。
ありがとうございます。
この本の最後に書かれているように。他のひとへ伝えられるよう、楽しみながら読みたいと思います。
この本をつくってくれた皆さんに、感謝の気持ちと、これからの活躍にエールも送りつつ。