広告

今日は、屋外広告の日。1974年に、全日本屋外広告業団体連合会が制定しました。

屋外広告物法の改正法案が可決されたことで、屋外広告業の定義づけが明確になり、業者の届出制度も創立されたことから。

屋外にある看板、電柱の広告やポスター以外にも、アドバルーンやチンドン屋さんも対象となります。

法律の目的は、「良好な景観を形成し、若しくは風致を維持し、又は公衆に対する危害を防止するために、屋外広告物の表示及び屋外広告物を掲出する物件の設置並びにこれらの維持並びに屋外広告業について、必要な規制の基準を定めること」とされています。

個人的には、分かりやすいとか、魅力を伝えるイメージ。

知らない店でも、看板を見て判断したり。アドバルーンや、チンドン屋さんで良い印象を与えたり。

いずれも、今はあまり見なくなりました。コストの割には、効果が低くなったのかもしれません。

子供うけはいいけれど、大人の気は引けなかったのかも。

京都では、風情をくずさないように、看板が他の地域と違って、目立ちにくいのも知っているひと多いと思います。

自分の魅力を伝えるために、まわりを気にしないのは本末転倒。

相手に嫌な印象を与えないように、遠回しな伝え方をすることでも話題になる場所ならではの文化な気もします。

観光で行ったときでも、特に不便と感じたことはありません。

色には、ひとをひきつける力があるものも存在する反面。その反対のものがもつ魅力もあります。

広い範囲での一体感を感じるというか。心地よい面も。

ひとにも同様に。派手ではないけれど、何か心から放たれているような、静かな魅力をもったかたがいます。

一時的ではなく、備長炭の熱のように。

芯から温めて、持続性のあるもの。素材本来の旨味をひきだしてくれます。

私も派手ではないけれど、なんか気になる存在で。誰かの旨味を引き出せるようになれたら幸せです。

自己中心的に目立たなくても、価値観のあったひとには見つけてもらえる看板のような存在に。

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