今日は、老人の日。2002年の1月1日に制定。もともと敬老の日だったけれど、翌年から9月第3月曜日になるため、記念日として残すことを決めました。
今年は内閣府により、「老人の日・老人週間」キャンペーンとされていて、期間が老人の日から、敬老の日までの7日間です。
キャンペーンの目標は、内閣府のホームページから次のとおりです。
(1) すべての高齢者が安心して自立した生活ができる、保健・福祉のまちづくりを進め、ふれあいの輪を広げよう。
(2) 高齢者の知識、経験や能力をいかした、就労・社会参加・ボランティア活動を進めよう。
(3) 高齢者の生きがい・健康づくり、介護予防、感染拡大防止等への取り組みを進めよう。
(4) 高齢者の人権を尊重し、認知症高齢者への支援のあり方や介護問題等をみんなで考え、高齢者や介護者を支える取り組みを積極的に進めよう。
(5) 高齢社会における家族や地域社会等の役割を理解し、多世代がお互いに協力して安心と活力ある健康長寿社会をつくろう。
(6) 減災や防災への取り組みに関心を持ち、日頃から地域でのつながりを築こう
要するに、高齢者のかたとも仲良く。協力して、守っていこうということだと思っています。
今は、むかしと比べて本当に食べ物や医療など、環境が良くなったので。人生100年時代と言われているとおり、若々しく健康的な高齢者が多いと思います。
2040年には健康寿命も、2016年の時よりも3年延ばして75歳以上を目標とするとも書かれています。
とはいえ、年をとれば色々なところから衰えを感じるのは確かです。
疲れやすくなったり、ケガをすると治りが遅かったり。
だから、おたがい協力しあうことが大切だと思います。年をとらない人なんて、誰もいないから。
自分たちが、高齢者になったときにも、ささえてもらえる環境をつくっておくために。
年をかさねると、身体はついてこなくなるけれど。頭や、心は豊かにすることができるから。
力が必要なことは、若い人たちに助けてもらい。知識や、心の豊かさなど学びが必要なことは、高齢者が助ける。
お互いの未来が、楽しくなるために。そんな社会になるといいですね。
若いうちに、自らの手で人生に終止符を打つような。そんな痛ましいニュースも耳にするので。命の重さや、苦労を知っている高齢者と仲良くなることで、体験をわけてもらう。
楽しいことばかりではないけれど。辛いことを乗り越えた先にある幸せもあるから。
ひとりで子供を育てている家庭に対し、近所の高齢者が子供の面倒を見てあげるような。そんなマッチングもあるといいですね。
子供ずきな人が、孫のように愛情を注いで面倒を見る。その子供にとっても、良いことだと思うから。
友達のおばあちゃん。駄菓子屋、たこ焼き屋のおばちゃん。
血はつながっていなくても。思い出に残っている高齢者のかた、たくさんいるので。
その関係性が将来、高齢者を大切にする気持ちも育むと思います。
おたがい、信頼関係にあることは大切なので。今、近くにあるコミュニティーを活用する。
今日から1週間のあいだなら。活動している団体も、探しやすいかもしれません。
はじめは勇気がいることだと思うけれど。次のチャンスは来年までこないかもしれないから。
もし、ちょっとでも興味があるようでしたら。調べてみてくださいね。
今より、自分や家族が幸せになれる種。見つかるかもしれませんよ。