今日は、水の日。
8月が一番水を使う量が多い月であることから、節水を呼びかけるため、最初の日を記念日としました。国土庁(現在の国土交通省)が1977年に制定。
私たちが生きていくため、なくてはならない資源。水。
国土交通省によると世界の水事情に関して、次のように記載しています。「2050年には、深刻な水不足に見舞われる河川流域の人口は、39 億人(世界人口の40%以上)となる可能性もあると予想されています。」
日本は、隣接する国がないため、馴染みのない話題かもしれませんが。世界では、上流での「水の使い過ぎ」、「工場などによる汚染」や、水の所有権問題など。さまざまな争いが起こっています。
日本は、地域が異なることで問題がるかもしれませんが。やはり同じ国というだけで事情は全然違うと思います。
滋賀県の人がいう「琵琶湖の水とめたろか」というフレーズを聞いたことある人もいるのではないでしょうか。
これは笑い話かもしれませんが、笑えないのが毎年ニュースになる、川などでバーベキューや花火をやるひとのゴミ問題。
その人たちだって、水がないと生きていくことが出来ないのに。自分のしていることの重大さに気づいていないのは、とても悲しいことだと思います。
「もう。あんたのところの水道からは水が出ないようにする」とかしないと分からないのでしょうか。
今年、関東にある利根川周辺にあるダムの貯水率は、梅雨明け時に99%以上。例年の2倍くらい雨が降った4のも理由のひとつだそうです。
水害にあった地域もあるため、複雑な気持ちですが。大切な資源が、不足していないことは本当にありがたいことです。
東日本大震災で被災し、水不足を経験しているため。「水のありがたみ」は、本当に痛いほど分かります。
蛇口をひねれば、水が出る。
当たり前のようなことだけれど。
当たり前のようにしてくれている人がいるだけ。
今、この時も。熱中症になりそうな高気温のなか。
その存在を忘れないようにしたいですね。
お金があっても。すべて手に入るわけではない。
自分だけでは出来ないことがある。
今、生きられているのは、他に頑張ってくれているひとがいるから。
自分たちにできることは、キチンとすることの大切さも忘れずに。
コロナウィルスの影響で、遠出できないひとたちが。
海水浴や、キャンプへ行っているようですが。
出かけた先で。
ゴミを捨てる場所がない。不便だからと自分勝手な行動をすることがないように。
準備もしっかりと。
そのあとに来る人や、その行動がもたらす影響も考えて、楽しく過ごしてほしいと思います。
家の掃除と同じ。
散らかすのは簡単だけれど。片づけるのは、時間や人を要することだから。
ましてや、人が出したゴミを片づけたいひとなんていませんよね。
大切な資源である水。みんなの力で守っていることを思い出したら、いつもより美味しくいただけそうです。
何事も、ほどほどが一番。
今日も暑くなりそうですが、水も飲みすぎは良くないので気をつけてくださいね。