人形

今日は、人形の日。

1965(昭和40)年に日本人形協会と日本玩具及び人形連盟が制定。

1972(昭和47)年に「抜本的な検討を加える必要がある」として、積極的な活動を休止したものの、一般には普及しており、全国各地で人形供養や人形感謝祭などが開催されるようになったそう。

京都では法輪寺。十三まいりで有名な、嵐山にあるお寺さんで毎年おこなわれています。

以前は、出店などもあったようですが。コロナウィルスの影響で中止されていた年もありますので、行かれるかたは調べてみてください。

ちなみに東京では、明治神宮で人形感謝祭が毎年10月に、15日という固定もなく行われていましたが、昨年と今年は中止されました。

人形といえば、日本では魂が宿るといいつたえられたことからも、いらなくなったらゴミに捨てるようなことが出来ないひとも多いようです。

だから、このような供養や、感謝する日が定着することも難しくなかったのでしょう。

毎年、何千という数の人形が近年でも納められているようですので。

みなさんのなかにも、子供の頃だけでなく、今でも身のまわりに人形があるひとは多いと思います。

家族のひとりだったり。大好きなキャラクターだと、恋人のような存在というひとも。

想いがたくさんこもっているから。ある日とつぜんゴミのように捨てることができないのは、とても良く分かります。

私も昔、思い出のつまったぬいぐるみを、汚れないよう実家の机についたケースのなかにしまっていたけれど。

ある日、久しぶりに帰ったら。勝手に処分されておりショックを受けたこと。今でも覚えています。

最近では、ディズニーリゾートのダッフィー人気から。以前よりも、さらに家族の一員として連れているひとを多く見かけるようになりました。

パークの外では、ほとんど見かけないけれど。

大人のひとでも、連れているひとがたくさん。なかには、複数だったり。かなり大きいものを持ったひとも。

ペットが家族なのと一緒。

それよりも、自分の想いどおりに反応してくれたり。寿命もないから。

いつまでも、大切な存在であり。簡単には処分もできないのでしょう。

その人の優しさや愛情。数えきれないほどの思い出が、たくさんつまっているものだから。

値段もそんなに高くなく、ゲームセンターの景品になっていることも多いけれど。

辛い別れがふえないように。私は、ものごころついたときから、なるべく手に入れないようにしました。

かわいくても、人にプレゼントしないようにも。

それでも、大切な人形というなの家族がいるひと。たくさんいるはず。

新しい仲間を増やすことで、別れを悲しむのは、人間関係だけで十分だから。

今いる家族を、大切にしてもらうためにも。

出会ってくれたことと、思い出に感謝する日。

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