鴻雁(がん)北へかえる

清明の次候。新暦では4月9日から13日ころ。

暖かくなり、雁が北へかえる季節。

シベリアへ行き、また秋には日本に渡ってきます。北海道や宮城などで見ることができます。

V字型に飛行する姿も印象的です。

V字型に飛ぶと、先頭を飛んでいる鳥が生み出す乱気流が生まれます。

その乱気流を 利用することで、後方にいる鳥がエネルギーを節約して飛べることが、この編隊を組む理由のようです。

ちなみに、この斜めに並ぶ様子を「雁行」といいます。

美味であることから、むかし日本では広く食用とされていました。1971年以降は、個体数の減少から狩猟が禁じられました。

みんなで協力して、長い旅をつづける姿。

もし見れる地域にすんでいたなら、「気をつけてね。また寒くなったころに会おうね」と見送りたくなりますね。

見送り

新幹線のホームなどで見る光景。

楽しかった。大切な人ほど、別れもつらい。

子供のころ、親戚に見送られ、涙をこらえたり。

親戚の子供が、大泣きしてくれたことに感動しました。

楽しい時間をともにした時間がながければ、それだけ絆も強くなる。

価値観が一緒なら、なおさら。

これからも、別れがつらいと感じさせてくれるほどの出会いを大切に。

また、会いにいきたいと思います。

再会

会いたくても、会いにいけないひとがいる。

会いたくても、もう会えないひとがいる。

どちらも辛いこと。

でも今は、その出会いに感謝しようと思う。

一緒に過ごせた時間は幸せだったと。

会いに行っておいてよかった。

会いに行っておけば良かったとは思わないようにする。最後は誰にも分からないから。

それなら今、出会えるひとに。一緒に過ごせているひとに集中する。

会える人ならば、一緒の時間をすごしておく。

後悔しないため。

会いに行ったことを、未来の自分が感謝してくれるように。

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