親切

今日は、「小さな親切」運動スタートの日。

1963年、茅誠司さんを始めとする8名の提唱者が、運動本部を発足したことから。

同年に東京大学の卒業式で、総長だった茅誠司さんが「小さな親切を勇気をもってやってほしい」と言ったことがきっかけ。

「できる親切はみんなでしよう それが社会の習慣となるように」、「人を信じ、人を愛し、人に尽くす」をスローガンに運動がすすめられています。

小さな親切運動とは、「人には思いやりと親切の心をもって接し、困っている人には誰もができる範囲で親切にしよう」という運動。

「お互いが思いやり、支えあうことでよりよい社会を築くことを目指している。」と、オフィシャルサイトに書かれています。

主な活動は、「小さな親切」実行章の贈呈、作文コンクール、はがきキャンペーン、日本列島クリーン大作戦、日本列島コスモス作戦、青少年育成事業など。

運営費は会員の寄付から。会員には法人会員と個人会員があるそうです。

受章者は、先日に600万人を越えたそうです。

なかには、赤ちゃんの帽子をひろってあげた小学生も。

当たり前と思うことも、相手にとっては「とても有難いこと」

落ちたことに気づかないことや、抱っこをしたまま拾う姿勢をとるのがつらかったり。

ニュースで不審者や、事件が多くとりあげられていることもあり。

素直に、親切な行動ができなかったり。感謝することも出来なかったり。

親切な気持ちが、どんどんしぼんでいってしまう。

とても悲しいことですね。

親切で、優しいひとがほとんど。

悪意をもったひとのほうが、きっと少ないはずなのに。

だから、わたしは最近テレビをほとんど見ません。

良いニュースよりも、悪いことや、悲しいニュースが多いから。

身の回りでは、良いひとや、良いことがたくさんあることに、気づけなくなってしまうから。

歩きスマホをしていても。自転車が、歩道を走っていても。

道を譲ればいい。距離をあければいい。

自分に出来ることを大切に。

親切にすることで、きっと相手にも伝わるものはあると思うから。

歩きスマホをされたり、自転車で歩道を走って感謝するひとはいないはず。

自分はしない。その大切さに気づけているだけで、幸せは増えていると思います。

ひとに「小さな親切」をする勇気。

それ以上に。「小さな不親切」でも、しない勇気。

他のひとがやっているからと、自分に甘くする行動をしないこと。

これからも、大切にしたいですね。

そのおかげで、心おだやかに過ごせるひとがいて。

自分も、不快な気持ちになってしまう、トラブルに巻き込まれる可能性を減らすことができるから。

楽しい気持ちが、ちょっとした自分の行動で、台無しにならないように。

今、楽しい気持ちで過ごせているのは、過去の自分が「そういう気持ち」を大切にしている積み重ねかもしれませんね。

今日は、いつもより「小さな親切」と、「小さな不親切」を意識しようと思います。

自分を幸せにしているきっかけを、見つけにいくように。

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