蓮始めて開く

小暑の次候。蓮始めて開く(はすはじめてひらく)。新暦では7月12日から7月16日ごろ。

蓮の花がはじめて咲く季節です。

お寺などに行くと、蓮の花の上に座っている仏様の姿が描かれているのを見たことがあるかたも多いと思います。

蓮華座(れんげざ)というそうです。

蓮(ハス)の花は泥水のような池の中からでも、まっすぐ伸びて、その先にキレイな花を咲かせます。

泥から出てきても泥に汚れないことから、蓮の花は清らかさの象徴と考えられ、仏教では神聖な花とされてきたそうです。

蓮の花は、早朝に咲くことでも有名。静かで、すがすがしい朝に。

早起きをした人へ、素敵な思い出をプレゼントしてくれます。

なかでも、以前に京都へ行ったときにみた「法金剛院」にある蓮の花。

有名な蓮池はもちろん、さまざまな種類をみることができて、とても幸せな気持ちになりました。

今年は7月10日(土)から8月1日(日)が「観蓮会(かんれんえ)」

受付が7:30から12:30。閉門は13:00のようです。

蓮の見頃である今の時期限定で、早朝から蓮を楽しませていただけるご配慮。

コロナの影響で変更になる場合もあり、今年は出かけるのを控えているかたも多いと思いますが。

一度はぜひ、体験してほしいと思います。

わたしも、行けないうちの一人ですが。2年前に見た蓮の花が、目を閉じると浮かんでくる感じで、幸せになれます。

ぜひこの気持ちを、みなさんにも味わってほしいです。

またハスとは、あのレンコンのこと。ハチの巣にみえることから、ハチノスがハスになって名がついたとも言われています。

見ても、食べても幸せになるもの。

畑でつくる野菜とも、また少し違った存在ですね。

最近は、飲食店が開けられなかったり、海外からの旅行者が激減していることもあるせいか、野菜が安く購入できる気がします。

今の時期では、とうもろこしも有名ですが。あっという間に、甘みが落ちてしまうので、新鮮なうちに食べたほうがいいです。

大地のめぐみをいただく気持ち。農家のかたが、一生懸命そだてた気持ち。

それを受け取るように、野菜を食べるのもいいですよね。

ファストフードや出前など。てっとり早く、美味しいものが食べられる幸せもありますが。

身体が、本当に喜ぶもの。旬や、鮮度などで今しか食べることができないものを、無駄にせず消費すること。

野菜は、たいてい生でも美味しいですし。お子さんが一緒にいる家庭なら、野菜がどうやって育つのか。絵本や、動画などで楽しんだ後に。

八百屋さんやスーパーへ行って、野菜を買ってくるものいいですね。

野菜は、本当に長い時間をかけて、天候にも左右されながら育ててくれているものだから。

その大切さ。ありがたみを知るだけでも、優しいひとになってくれる可能性は高くなる気がします。

とうもろこし。この前は、ゆでたものをいただいたので。次は、焼きトウモロコシにしてみようかな。

たまには塩分も気にせずに。醤油をたっぷりとかけて焼く。

あの香ばしい感じがたまらない。夏祭りの思い出をそえて。

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