早いもので、春分も末候です。新暦では、3月30日から4月3日ごろ。
春の訪れを告げる雷が鳴りはじめる季節。
旬の魚は真鯛。
昔は殿様に献上されました。今でも、お祝いの席などで尾頭付きは、めでたい象徴ですね。
鯛は、季節によって呼び方が違います。
産卵を迎える前、2月から6月頃までのものを桜鯛。卵が美味なもの。その分、身の栄養がとられています。
個人的には身に栄養があり、脂ものった秋にとれる「紅葉鯛」のほうが好きです。
ちなみに天然は2割ほど。養殖は、一年中あります。
味も昔とちがい、天然に大きく劣ることはなく、値段からもオススメ。
一年中たべることができるようになりましたが、こういう「旬」を知ることで、食事は楽しくなりますね。
好物
最近は、ファーストフードも増えました。季節のメニューも、それぞれ。
期間限定という言葉によわく、以前はよく食べていました。
でも今は、旬の食材を料理したもので、季節を感じるほうが好きです。
年相応の楽しみかたというのでしょうか。素材のうま味というのが分かるようになりました。
同じ食べ物でも、時期や鮮度などで全く違うことに気がつきました。
最近では、カツオの刺身で衝撃を受けました。今まで食べていたものは、何だったのだろうを思えるくらい。
子供の頃から好みが変わったことで、食事の楽しみかたも、いろいろ体験できて嬉しいです。
日本は、食にも恵まれた国だと思います。
基本は、1日3食。食べることができる量も限られています。
これからも毎食を楽しく、料理から幸せを感じましょうね。
栄養
子供のころは、好きなものばかり食べられませんでした。
好きなものは、お菓子や栄養が偏ったものでしたから。
もしも、「毎回あなたの好きなものを食べなさい」と親にいわれていたら。
考えただけで、ゾッとします。
栄養ないものや、からだに悪いものばかり好きだったので。
なんで、からだに悪いものほど、美味しく感じたのでしょうか。しかも、安い。
カップ麺も毎回、汁まで飲みきっていました。
今では、いろいろ考えて作ってくれていた母に感謝しています。
みなさんも、ぜひ身体に良い食べ物もたべて下さい。からだが喜んでいることが分かりますよ。
あと、たまに食べる「美味しいけど、からだに悪いもの」が、さらに美味しくいただけます。
我慢はからだに良くないので。たま食べるならいいのでは。
おなかが空きました。
今日は、好きなもの食べるdayにしよう。何にするかいまからワクワクします。