種痘(しゅとう)

今日は、種痘記念日です。

種痘とは、今でいうワクチン。

1796年に、イギリスの外科医ジェンナーが初めて種痘の接種に成功しました。

天然痘はむかし、最も恐ろしい病気の一つでした。

発症すると、高熱に引き続いて、全身に化膿性の発疹ができるため、運良く治った人もあばた顔(あとが残ってしまう)になります。

天然痘に一度かかった人は、二度とこの病気にならないことが知られていました。

ジェンナーさんは、牛痘にかかると天然痘には罹からないことも聞いていたため、牛痘にかかった女性の手の水疱からとった膿を、近所に住んでいた8歳の男児フィップスの腕に接種しました。

10日後に発症したがすぐになおり、その後に天然痘を接種しても感染しませんでした。

この実験は、学会で認められなかったのですが、ジェンナーさんは貧しい人たちに、無料で種痘を接種。

次第に認められるようになりました。

天然痘による死亡者は激減。1979(昭和54)年10月末に世界保健機構(WHO)によって根絶が確認されています。

今も国内では、日本初のコロナに対するワクチン完成に向けて頑張ってくれています。

ひとの命にかかわるもの。日本人らしく、安全に配慮してくれているのだと思います。

海外では、すでに開発され。多くのひとが接種しています。

データ不足の問題もあるため、海外のワクチンに関する情報を共有する動きもありましたが。

やはり難しいようです。とても重要な情報ですもんね。

私には考えられない研究がされている。

それを出来るひとがいることに感謝します。

国内での完成が急がれているけど。

何でも言うのは簡単。

時間かかってもいいので、日本でつくられたワクチンを接種したいと思っているひとも少なくないはず。

今は、その日が訪れるまで。なるべく、人との接触をさけるよう生活する。

それが今、私に出来ること。

人生100年時代というけれど。

誰か。頭のいいひとたちが発見してくれたから。

そのおかげで、「生かされている」

今日まで生きることができているのを忘れないようにしたいですね。

ワクチンを一日でも早く完成させるため、頑張ってくれているみなさん、ありがとうございます。

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