水始めて涸る(みずはじめてかれる)

気がつけば、また次の季節がやってきました。

今日から、七十二侯で秋分の末侯。「水始めて涸る(みずはじめてかれる)」

新暦では10月3日から、10月7日ごろまで。

田んぼから水を抜き、稲刈りにとりかかる季節。たわわに実った稲穂の収穫最盛期。

今年とれた新米は、海外の人からも多く食べてもらえるといいな。

日本を代表する主食。白米。

健康志向の玄米や、麦ごはんもいいけれど。

どんなおかずにも合う白米は、最高だと思います。

旬の野菜は、銀杏。

イチョウの葉は緑から金色へ。実も色づき、独特の匂いを放ちます。

外皮をむき、かたい殻に包まれたものが銀杏。

火であぶったものに軽く塩をかけて食べたり。

釜めしや、茶わん蒸しに入っている一粒も、美味しい記憶のひとつです。

くれぐれも食べ過ぎてしまうことがないように気をつけてくださいね。

新米。心を揺さぶられる言葉。

このステッカーが貼られている袋をみるとつい買ってしまいたくなる。

良くいえば、みずみずしい。悪くいってしまうと、新米でないほうがべチャッとしないので。

牛丼や、焼き肉。チャーハンなどは、新米でないほうが、一体感がでやすいから好きな人もいると思います。

お米が主役として、食べればよいのですが。お米が美味しく食べられるため、なにをおかずに食べるかを決める。

美味しいお米は、甘みもあるので。それだけで何杯でも食べられてしまうのですが。

塩っけのある焼き魚や刺身。おしんこや味噌汁など。

昔から慣れ親しんでいる、日本の朝食で出てくるようなものが良いかもしれませんね。

海苔などの佃煮もいいですね。

今年も良く育ってくれたこと。大地の恵みに感謝できる、そんな瞬間が生まれる食事。

考えただけで、お腹がすいてきます。

育ててくれた農家のかた。精米してくれたり、運搬や販売しているみなさんのおかげで。

各地の美味しいお米が、自宅でも食べることが出来るぜいたく。

まだ外食には、抵抗を感じているひともいると思いますので、今できることとして気になるお米を買ってみるのもいいですね。

せっかく育ったお米。せっかく育った牛。

海外のひとが、日本に来れないことで。消費量も減ってしまっている食材たち。

世界には、食べられなくて困っているひともいるのに。大切な食べ物を無駄にすることがないように。

お米や、牛肉などは鮮度が落ちたり、消費期限も短いので。

加工された食べものや、お菓子など。

それらを食べる量は、すこし減らして、身体によくて旬なものをいただいてみる。

そんな食欲の秋を楽しむのはいかがでしょうか。

日本に生まれたことを感謝できるような食との出会いもあるかもしれませんよ。

緊急事態宣言と、まん延防止対策が全面解除となった週末。思ったよりも人出は少ないと言っていますが。

予約は増えており、解除されてから予定をたてているひとも多いはず。

飲食店の審査を、自治体が思うようにすすめられていないので。お気に入りの店が、まだお酒の提供をできないということも理由としてあるかもしれません。

ましてや台風16号が来ていたので、関東地方にでかけるひとの数も少なくて当然。

美味しいものを外で食べるか。うちで食べるか。

状況により、調べる情報も変わってくると思うので。

あせらず、惑わされず。落ち着いて、自分に幸せが訪れる場所をみつけてくださいね。

今日は秋晴れ。素敵な一日になりますように。

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